えっころ
【複詞】なかなか
例文: えっころ遅いね 意味: なかなか遅いね
‥‥‥えっころ大魔王
著者名
記事タイトル
掲載開始日
2020年11月5日、高知新聞にカレンダーの紹介記事が掲載されました。高知新聞嶺北支局長の竹内将史さんが記事を書いてくださいました。竹内さんは、障がい者施設のメンバーさんたちがカレンダーの文字を描く日も同行し、取材してくださいました。
新聞に掲載された日から、地元の方や高知県内の方からご注文をいただいています。ありがとうございます!
(竹内将史)
新聞に掲載された日、文字を描いてくれた大豊町の障がい者施設「ファースト」さんの職員さんとメンバーさんと大豊町役場へ出かけ、カレンダーの販売を行いました。
「新聞見ましたよ!」とカレンダーを購入してくださる方が多く、高知新聞の購読率の高さをひしひしと感じました。
ファーストの職員さんとメンバーさん、役場の職員さんは顔見知り同士のことも多く、話も弾んでいました。こういった風景は、普段から人と人との距離が近いからこそ生まれるのだなと感じます。
「2021年カレンダーTOKUBETUHEN」、ただいま絶賛販売中です!
このカレンダーを手にしてくださった方が、2021年を少しでも楽しい気持ちで過ごせますように。その願いも込めています。
*「2021年カレンダーTOKUBETUHEN」について、製作から印刷、販売の様子を紹介した記事はこちら。
2020年2月に第一弾が公開された高知県の観光PRキャンペーンです。第二弾である今回は、11/6(金)に高知県庁から公開されました。
第一弾に続き、第二弾の今回も、ポスターの撮影をとさちょうものがたり編集長である石川が行いました。
上から順に、
①高知の縁曜日
高知の人々の気安さ、暖かさを表現しようという試みです。撮影場所は中土佐町久礼の漁港。カツオを焼いているおじさまおばさまと後ろを歩いている子ども二人は地元の方々です。
②高知の光曜日
撮影地は天狗高原。一発撮影の加工なしCGなしです(←これは声を大にして言いたい)。台風が高知をかすめて通り過ぎた翌日の夜の星空です。これを撮影した1時間後にはもう霧で真っ白に煙っていました。「撮ったど〜」感の強い一枚です。
③高知の湯曜日
北川村温泉ゆずの宿で撮影。個人的にとても好きな場所です。一日中お湯に入ってゆっくりしたい場所です。この撮影の時はもちろんお湯には入れずじまいです。
3枚ともに、先週の11/6から公開されています。前回と同様、高知県のあちこちに貼り出される予定ですので、大きいサイズのポスターでぜひご覧ください!
かねてからお知らせをしていました「2021年カレンダーTOKUBETUHEN」、印刷製本が無事完了し、とうとう今日11月2日より販売を開始します。
以前の記事の繰り返しになりますが敢えてもう一度。このカレンダーは、高知県嶺北地方の3つの障がい者支援施設のメンバーさんたちが描いた数字や文字で構成されています。
3つの施設とは、どんぐり(土佐町)・しゃくなげ(本山町)・ファースト(大豊町)。各施設のメンバーさんが腕をふるって描いた数字、ちょっと楽しくないですか?
あなたがこのカレンダーを一冊買った場合。
定価は1500円(税込)です。そこからまず、200円(①)が「寄付」としてプールされ、総額が3分割された上で上記の3施設に渡されます。
そして別に130円(②)が販売した施設の元へ。
そして残った金額が来年度(2022年度)カレンダーの制作費に回されます。
*別に原稿料として各施設に¥20,000-がお支払いされています。
この記事の趣旨は、「カレンダーを買ってください」ということでは、実はありません。
カレンダーの製作販売はあくまで表向きのもの。本当の目的は「彼らをサポートする仕組みにお金を出してください」ということ。
各障がい者支援施設のメンバーさんの力を発揮して作ったモノを買ってもらい、それが直接的に彼らの収入に繋がる。カレンダーの製作販売はその一例にすぎません。
まずは嶺北の3施設。どんぐり(土佐町)・しゃくなげ(本山町)・ファースト(大豊町)へ、電話で注文をお願いします。
●れいほくの里 どんぐり 高知県土佐町田井1488-1 電話 0887-82-2550(受付10:00~16:00 水・土・日・祝は休み)
●障害者支援施設 しゃくなげ荘 高知県本山町北山甲303−1 電話 0887-76-2811(受付 8:30~17:15 土・日・祝は休み)
●労継続支援B型ワークセンター ファースト
高知県長岡郡大豊町高須231 電話0887-72-1570 (受付 8:30~17:30 土・日・祝は休み)
もちろん、とさちょうものがたり編集部とネットショップでも。遠方の方はぜひネットショップで!*送料無料です。
●とさちょうものがたり編集部(来訪される際にはご一報ください)
●とさちょうものがたりネットショップ
そして高知の本屋さん。
●金高堂書店 本店 〒780-0841 高知県高知市帯屋町2-2 電話 088-822-0161
●高知蔦屋書店 〒781-0084 高知県高知市南御座6−10 電話 088-882-5544
●TSUTAYA中万々店 〒780-0972 高知県高知市中万々809 電話 088 -875 -0320
このカレンダーが多くの人の元へ届きますようにと願っています。
今後、販売場所がさらに増える予定ですので、またお知らせします!
伝次道は、田井から高知市薊野に至る約36キロメートルの中ノ川越えと言われた旧往還(とおり道)の一部をなすものである。
中ノ川越えは、旧田井中学校裏手から山坂を登り、上野集落、大奈路(上野上)集落、伊勢川集落の上方の尾根を伝うようにして標高約1,000メートルの中ノ川越えの峠に出る。ここから南国市で中ノ川、大改野集落を経て薊野に至る。
大奈路の小笠原伝次と言う人が、田井より中ノ川までの道路整備に私費を投じてその監督に当たったので、伝次道の名で今に伝えられている。
弁当を片付ける暇もないほどに忙しく、あちこちに伝次の空弁当が転がっていたと言う話まである。
この道を三椏などの荷をつけた牛馬の通う姿が毎日のように見られたのは大正年間まであったが、戦後もまだ時々は旅急ぐ人の姿が見られていた。6~7時間かかり、日帰りは朝早く、帰り着くのは暮れ果ててからであった。遍路道は、伝次道の一部を通っていた。
伝次はなかなかアイディアマンで、燻炭と言って大きな穴を掘り、松の枝や柴を並べて焼き、これを肥料にしていた。毛皮の売買に目をつけたのか早くから大がかりな兎の飼育もしていたし、お前ら大きくなった頃は人間が空を飛び出すぞと話してくれたし、今から思えば、新知識を吸収し、実行力のある人であったと言う。
小笠原富春(町史)
「2021カレンダーTOKUBETUHEN」は、高知県嶺北地域の3つの障がい者支援施設と「とさちょうものがたり」編集部が一緒に作ったカレンダーです。
とさちょうものがたりが取り組む「シルクスクリーン」を通してご縁ができた3施設「どんぐり(土佐町)・本山育成会しゃくなげ(本山町)・ファースト(大豊町)」のメンバーさんたちが数字を描きました。
「2021カレンダーTOKUBETUHEN」は、印刷の職人さんたちの厳密な校正作業を経て、印刷本番の工程に入っています。
印刷を担当していただいている高知市の弘文印刷さんにお邪魔して、工程の一部を見学してきました。
弘文印刷さんの作業場です。巨大なオフセット印刷機からジャカジャカ印刷物が生み出されます。
山が4つあるのが見えますが、4色で刷る際にはこれが4つともフル稼働。今回のカレンダーの場合は2色刷りですので、2つの山を稼働させます。
この山は黒インクを刷る山です。そこに黒のための版を設置しています。神経を使う丁寧な作業が続きます。
テスト印刷して、設定がおかしくないことを確認したらあとはジャカジャカ刷っていきます。その模様が以下。3施設のみんなが作った数字がこうして来年のカレンダーになっていきます。
まだ正確な日程は決まっていませんが、これを書いている10/19の午後には全ての印刷が完了しているはずです。あとは裁断と製本を残すのみとなりました。
発売の際にはもちろんこのウェブサイトでご報告します!ぜひ楽しみにしていてください!