日々の洗濯と食器洗いは、なんとなく僕がすることになってる。
どちらも嫌いではないし、場が片付くのは気持ちがいい。
洗濯は特に干すのが好きだ。
好きなのを通り越して、こだわりというか、自分で決めたルールがある。
まず、カゴに入った洗濯済みの服などを素早くチェックし、頭の中でカテゴリー分けする。
そのカテゴリーに、干し場(物干し竿やハンガー、ピンチハンガー*など)の広さや数量が対応しているかを計算する。前日に洗濯したものがまだ乾いていないようであれば、その分を差し引いておかなければならない。
そして「布おむつ」とか「お兄ちゃんのズボン」とか、同カテゴリーを隣り合わせで干していく。取り込んだ時に畳やすく、タンスに片付けやすいからだ。
ピンチハンガーを利用するときは、干し物の重さのバランスが取れ、最終的に左右釣り合っているようにする(これが気持ちいい)。また、生地の厚いものは陽の当たる外側に干すなどの気遣いが必要だ。
作業スピードから乾きやすさ、収納までを考えて、自分ルールが成り立っている。「乾けばいーじゃん」と言われればまあその通りなのだが、「主夫にも美学あり」なのである。
他にも「子ども服には小さめのハンガーを使用」「複数のハンガーを干すときは間隔を等しく」「部屋干しで乾いていても、一度は天日に当てる」など語りはじめるとキリがないのでこの辺にしておきます。
ちなみに、うちの奥さんは干し方を全く気にしない。僕としては指導したいところではあるが、家庭が円満に過ごせるよう、黙ってる。それでも、気になる干し方を見つけると、コッソリ直してるのは秘密です。
*洗濯バサミのたくさんついたアレです。