

「ポケットに名言を」 寺山修司 角川文庫
出玉遊び等に入れこんでいた頃のこと。
ある珈琲屋で開いた文庫本に「この世で一番大きなタマは地球だ」とか「珈琲が苦い」だとかの文句があり、それを読んでいるうちに突然「もういいや」と思い、以来止めた。
道徳でも哲学的でもなく、ただ単純に自分が決めることなんだよ、と。世間は広く知らないことばかりじゃないかと思ったようだ。
煮詰まって焦げようとしていたようだ。
煮詰まれば何とかなるようだ。
そして本にはヒントがいっぱい詰まっているようだ。
若者(永遠の)よ、書をポケットに荒野へ出よう。(名言は内ポケットに)
藤田英輔
この記事を書いた人
1955年3月13日土佐町生まれ。ファニーマリンバ、G’s BAR、緑サポーター。
【特技と興味】飼い犬(Paul)と遊びながら庭木の剪定などをして音楽や映画を視聴しつつ節操なく晩酌すること。
【好きな言葉】塞翁が馬、節操 【好きなタイプ】内気で外股の人(男女問わず)
【自己分析】こだわりが有るようで無いが、無いようで有る。右側体が弱点
【リフレッシュ方法】一晩眠ると道が開ける感じ
写真
とさちょうものがたり編集長。写真家。90年代アジア・アフリカ・ヨーロッパなどを旅し、その後アメリカ・ニューヨークに住む。2002年に帰国、以来東京を拠点に雑誌や広告などの撮影を手がける。2016年8月より土佐町在住。ウェブサイト:http://ishikawatakuya.com/