石川拓也

“4,001”

土佐町の現在の人口です。(2017年6月末時点・土佐町公式サイトによる)

注:土佐町の総人口が3,997人(2017年4月末時点)から4,001人(6月末時点)に増加したことに伴い、当プロジェクト名も「4,001プロジェクト」に変更になりました。

“4,001プロジェクト”は土佐町に住む人々を、全員もれなく、写真家の石川拓也が撮影する計画。

念のため書いておくと、「全員もれなく」…あくまで目標です。

土佐町の人口の増減によって、タイトルもたまに変わります。  (敬称略・撮れたときに不定期更新)

4001プロジェクト

田上稔洋 (田井)

 

石川のご近所さんシリーズ。

田上稔洋さんは、実は私が10年近く住んでいるお家の大家さん。

そしてこの写真のこの場所も、我が家から歩いて30秒ぐらいの距離。

ここは田上さんの土地で、来年ここで稲を育てるために今から草刈りをしているそうです。

なかなか広大な面積なのでご苦労が想像できますが、昼間のお仕事が終わってから涼しくなる日暮までをこの草刈りの時間にあてているそうです。

うちの犬の散歩で通りかかるとよく草刈りをしている田上さんの姿を見る最近、声をかけて撮影させていただきました。

立ち話で、以前は航空自衛隊のメカニックとしてお仕事されていて、日本のあちこちに赴任するような生活だったそうです。

この話も私が全く知らない世界でとても興味深く、ここにいろいろ書きたいのですが、今回は我慢しておきます。

 

 

とさちょう山岳紀行

田井山の散歩道-2

田井山の散歩道-2

 

以前「田井山の散歩道」をご紹介しましたが、今回はその付近で違う季節の風景をご紹介します。

撮影時は3月末。

前回の風景とはだいぶ趣が変わります。

落ちている花びらも、陽光の強さも、緑の鮮やかさも。

コースは大体前回と一緒で、マルニ田井店のすぐ横から山へ上がっていきます。

具体的なルートが気になる方は、ぜひ前回の記事をご覧ください!

 

 

田井山の散歩道

4001プロジェクト

西村保(伊勢川)

 

7月1日から、吉野川の鮎釣りが解禁だそうで。

森のヘリポートの近くの川辺に行ってみると、やはりいました。鮎釣り名人。

お名前は西村保さん、82才。

少し横でお話しさせてもらいました。

生まれは石原で、現在は伊勢川にお住まいだそうです。

お仕事は大工さんをされていたそうですが、「若い時分からいろいろやったで〜」と豪快に笑っていました。

そんなことを話ししていると、釣り竿に引きが。その瞬間を撮影しました。

私が離れる際には、「これ持っていきや〜」と、たくさん入ったケースの中から数匹の鮎をいただきました。

 

 

4001プロジェクト

石川基三(田井)

 

春の、ある晴れた日。犬と散歩をしていると、私の自宅からすぐ近くのお家からカン、カン、カンという音がします。

通りかかった時に覗いてみると、それは石川基三さんが作業場でノミを叩く音でした。

基三さんは大工さん。お客さんから依頼のあった柵を作るため、こうして木材にホゾを彫っているところでした。

聞けば、最近はあまり手でホゾを掘ることは少なくなったが、今回はなぜか手で掘ろうと決めた、とのことでした。

私は大工仕事には憧れだけがあって、知識も技術も無いのですが、大工さんがノミを叩くカン、カン、カンという音が響くご近所付き合いは気持ちがほっこりします。

 

 

 

土佐町ポストカードプロジェクト

2026 Mar. 高須

高須 | 和田杏茉音

これが最後のポストカードです!

私(石川)が2016年に土佐町にやってきて、初めにやったことがこの「土佐町ポストカードプロジェクト」でした。

その時々の土佐町の風景を撮影し、ポストカードにして住民の方々にお届けする。住民の方々がお手紙やメッセージカードとして送ってくれたら、それがそのまま土佐町のPRになりますよね、と始まった企画でした。

振り返って数えてみたら、これが97枚目。想像以上にたくさんの風景を撮影させていただきました。

楽しみに毎回見ていただいた方々もありがとうございました!

最終回は、高須の棚田。水が入る以前の、3月の棚田を背景に、和田杏茉音ちゃん(1才)がモデルになってくれました。

過去のポストカードは、もう配ってなくなったものも少なくないですが、まだ在庫があるものもあります。

役場玄関、とさちょうものがたりの事務所や、森の末広さんなどで配布していますので、欲しい方は持っていってくださいね。

 

 

 

 

 

4001プロジェクト

藤田光三(田井)

 

藤田光三さんは、私(石川)のすぐご近所にお住まいの、山の達人。

道つくりの日には班の全員が鎌を手に集合しているところ、光三さんだけは草刈機やチェーンソーを持って現れる。

私がいつもの犬の散歩道を歩いていると、ふだん人影を見ることのない細い山道に光三さんの人影が。

聞くと、ツル野菜のツル用の網を作るため、竹を採りに来たという。

確認はしなかったけれど、ここも光三さんの山?なのかもしれない。

いつ会っても、なんか楽しそうにニコニコしている大先輩です。

 

 

土佐町ポストカードプロジェクト

2025 Nov. 立割

立割 | 西村澪

初冬の立割。

稲刈りが終わった後の田んぼでは、このような光景が広がっています。

以前、この三角帽子の名前を聞いて回ったことがあり、「いなぐろ」「のらぐろ」「わらぐろ」のような候補が出ていた記憶があります。

結局、「いなぐろ」が正解だったような。こうして乾燥したあとは、牛の餌になると聞きました。

本格的な冬の訪れを告げる景色です。

いなぐろをぎゅっとしてるのは、西村澪ちゃんです。

 

 

土佐町ポストカードプロジェクト

2025 Aug. 安吉

 

緑のトンネルのような道。

場所は安吉(やすよし)、とさちょうものがたりにも度々出てくる高峯神社を擁する地域です。

高峯神社の正門で停まらずに通り過ぎ、林道をしばらく登っていくと高峯神社の本殿近くに出ます。

高峯神社の参道は登山道のように険しく長い階段なので、その道をお年寄りが登らなくても高峯神社にお参りできるように出来た道ということでした。

高峯神社の少し手前で、道はこのように緑のトンネルのようになる。

夏だからこその風景です。

その中を潜るようにして遊んでいるのは川村光太郎くん・美月ちゃん・陽菜ちゃんの3兄妹です。

とさちょう山岳紀行

地蔵寺川の散歩道

地蔵寺川の散歩道

「山岳紀行」とは名ばかりになっているこの連載。今回も散歩道の紹介です。

散歩道といっても、川の散歩。7月のある日曜日、あまりにも暑いので、近くにある地蔵寺川で涼むべく行ってきました。

今回の場所はこちら。

国道439号沿い、森地区ヘリポートが目印です。

奥がヘリポート。ヘリポートの横を降りれるように道があります。

降りていくと先に川が見えます

この場所は川まで降りやすいのが特徴です

先客の家族が川遊びをしていました

 

川の水はこんな感じ。土佐町の年配の方々は、「昔の方が水がきれいやった」と口を揃えて言いますが、それでもこの透明度はすごいと個人的には思います。

この季節、水温も「ちょっと冷たい」くらいで本当に気持ちいい。

 

水の中はこんな感じ。

 

 

石の上に載っているのはうちの犬です。まだ水を怖がるので、川に連れてきて水に浸けても、一目散に岩場に避難します。

夏の川水の気持ちよさをいつか理解できる日が来るのでしょうか。

土佐町はこういった場所があちこちに存在するので、暑い日に体がオーバーヒートしていると感じたら、いったん仕事を脇に置いて川に飛び込んでくる、なんてこともふつうにできます。

私は千葉県育ちですが、時代のせいもあり川で泳ぐなんてことが考えられないくらい、近所の川は汚染されていました。

夏になる→暑くなる→川で泳ぐ→涼しい という自然なことが自然にできるという環境が、ことさら豊かに感じます。

土佐町ポストカードプロジェクト

2025 June 地蔵寺

 

例年になく早い梅雨明け、例年になく早い夏の始まり。

土佐町もすっかり夏の風景です。ついこの前まで植えたばかりのように思っていた稲が撮影時(6月末)にはもう青々としています。

夏の田んぼの風景の中で、生き物を見つけては立ち止まり、小石を川面に投げて遊び、見るもの全てが楽しいもののように動き回っていた二人の後ろ姿。

3歳の上田青くん、宙くんの双子兄弟です。