「三猫俱楽部」 咪仔(ミー) 好猫工作室
2019年10月、瀬戸内アートブックフェアに出店した際に、隣にお店を出していた台湾のミーさんが自費出版した本です。鉛筆で描かれ、セリフは京都の友達が日本語に訳してくれたとのこと。
まっすぐな澄んだ目をした20代のミーさんが自分の作ったものを前に並べ、凛とした姿で座っていた様子は私の心に大きな影響を与えてくれました。猫が大好きな彼女が描く漫画やポストカード、パラパラ漫画。ポストカードには台湾のお茶や食べ物も描かれ、台湾を伝えたいという気持ちが伝わって来ました。ミーさんはスマホで台湾の名所の写真を見せてくれたり、私はつたない英語で「いたずらこねこ」という絵本を紹介したり、とても楽しい時間を過ごしました。
フェスティバルの後は福岡県で行われるというイベントに参加すると言っていたミーさん。
大きなリュックを担ぎフットワークは軽く、自分の作ったものを届ける旅をしている彼女から、いつのまにか忘れてしまっていた大切なことを思い出させてもらった気持ちがしました。
ミーさんどうしているかな?また会いたいです!
鳥山百合子