「母の友」 福音館書店
今年創刊70周年(!)という「母の友」。何度となく見聞きしたことあったはずのこちらの雑誌を手にとったのは実ははじめてかもしれません。 リニューアルされた表紙のデザインに惹かれてページをめくりました。
さっそく目に飛び込んできた、
子育ての真っ最中、多くの母たちはもともとの自分の容量をはるかに超えるミッションをたくさん抱えて、つぎはぎと無限マラソンのような毎日を過ごしている。
との一文を読んだだけで、引き込まれました‥ なぜ!こんなに!わたしの!気持ちが!わかるんですか〜〜〜 と一気に「母の友」に友情が芽生えてしまいました。
さらに 、
けれど、母親の献身は「当たり前」視されるため、積み重ねた努力がねぎらわれケアされる機会は少ない。それどころか、子供を通信簿扱いして、減点方式で「よい母親かどうか」ジャッジする意地悪な目線が、内に外にうようよ漂っている。
との一文に心緩んで泣いてもいいですか??
育児の幸福や誇りと背中合わせのプレッシャーのなか、もう母は十分に頑張っている。
‥完全に号泣!!!!
【もう十分に頑張っている】 ほんとはそんなふうにねぎらわれて、頭のひとつやふたつよしよしされたい自分の願望に気づきました。
母だから、妻だから、娘だから、 と強く心を持たないといけない場面が多すぎて。 ほんとはわたしだって甘えたり、お世話されたりしたいんですよ。 きっとそうおもってらっしゃる世の母、いっぱいおられるはずです。