「バナタイム」 吉本ばなな 幻冬舎文庫
私は彼女のことを知らないで誤解していました。
「よしもとばなな」という名前を使用されているだけで、その人の傾向を勝手に想像して避けていた気がします。一冊の本も手に取ってみなかったのです。
この『バナタイム』は、「読んでみて」とお貸しくださった方にきちんとお返しできるように読んでみました。
何と目からうろこ…。
彼女はこんなに普通の人で、日々の生活の一喜一憂にもまじめに悩み、分析して、いまく負担を軽くして生きている気がしました。
スマホで画像をみてみると、とても感じの良い女性でした。
この本は初めて「よしもとばなな」を知った本です。
藤田純子