1 はじめに
高知県は嶺北地域にある土佐町で、A-TEAMというグループ名で地域おこし活動を仕事の傍ら行なっております。A-TEAMリーダーの谷泰久と申します。
もうかれこれ地域おこし活動を始めて24年ほど経ちました。
人生の半分をA-TEAMとして活動してきた事になるんですよね。
あまりの時の流れの早さに怖さを感じます(笑)
今回このような場をお借りして、A-TEAMの活動を発表出来る事を嬉しく思います。
ありがとうございます。
ここでは今まで行ってきたイベントの中で、開催する事が私の夢でもあり目標でもあった、子供を対象としたキッズアドベンチャーレース、「レイホク・ゴロワーズ」について書いていこうと思います。
宜しくお願い致します。
それは私がまだ広島県にあるスポーツ指導者を育成する専門学校に通っていた10代の頃にさかのぼります。
あの時たまたま手にした雑誌の記事で知ったあまり聞き慣れないアドベンチャーレース、という競技
その名を 「レイド・ゴロワーズ」。
雑誌の写真を見るだけでゾクゾク、ワクワクするような写真がたくさん載っていました。
アドベンチャーレース⁉︎という競技は聞き慣れない名前の競技ですので簡単に説明しますね。
スタートとゴールは決まっているんですが、ルートは決まっておらず、決められたチェックポイントを確実に通過していき、チェックポイントに置いてあるスタンプを押したり、パンチで穴を開けてチェックポイントを通過した証拠を残しながら早くゴールを目指すレース競技。
ルートが決まっていないので、地図やコンパスを使ってルートが合っているかを確認しながら最短ルートを探し、安全に走破出来るのか、をチームで話し合いながら進んで行きます。
その中で行う競技はカヤック、トレイルランニング、ラフティング、マウンテンバイク、クライミング、SUPなどを行っていきます。場所によって競技が変わっていくこともアドベンチャーレースの面白いところだと感じました。
またアドベンチャーレースの面白いルールが、チームとして四人一組で離れず共に行動する事、チームには女性が必ず一人以上入る事など大変厳しい状態の中、助け合いながら早くゴールを目指すレースになっている事。
判断力、体力、知力、経験値など人間の持っている感覚をフルに活用しながら協力し助け合わなければゴールすら出来ない事。
そういったところに着目し、
「いつの日か自分の故郷である土佐町に帰って、嶺北の子供達を集めて子供版で開催出来るぞ!大会名はレイド・ゴロワーズからレイホク・ゴロワーズへとユーモアのあるモノに変更して子供達が厳しくも安全に様々な事にチャレンジしながら手を取り合い協力して進んで行けるイベントへ」と
長年心の中で思い描き、頭の中で構想を練って気持を高ぶらせておりました。
そしてイベントに参加して経験する事で
「子供達の心と身体の成長に必ず繋がる」
「嶺北や土佐町としての地域の財産にもなる」と
様々なアクティビティを体験するイベントとなれば、そう簡単に開催できる訳ではありません。
また、参加対象が子供達となると安全面を徹底的に注意しておかなければなりません。そんな責任感の必要なイベントを数日間共に活動をしてくれる頼もしいスタッフや仲間が必要となります。
そんな事も全て頭の中で組み立てていかないと簡単に目標は達成出来ません。 地元に帰ってA-TEAMを結成してからヤンマーディーゼルのように、大きな物から小さな物まで🎵様々なイベントを行なってきましたが、多くのアクティビティを体験するキッズアドベンチャーレースはそれらとは違ってまったくの別物になります。
Uターンしてすぐの頃から友人や知り合った仲間に熱くこの想いを語り、将来的にキッズアドベンチャーレース、
「レイホク・ゴロワーズを開催したいんだ!」
という話をして、理解のある協力者を求めてきました。
つづく