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土佐町の現在の人口です。(2017年6月末時点・土佐町公式サイトによる)
注:土佐町の総人口が3,997人(2017年4月末時点)から4,001人(6月末時点)に増加したことに伴い、当プロジェクト名も「4,001プロジェクト」に変更になりました。
“4,001プロジェクト”は土佐町に住む人々を、全員もれなく、写真家の石川拓也が撮影する計画。
念のため書いておくと、「全員もれなく」…あくまで目標です。
土佐町の人口の増減によって、タイトルもたまに変わります。 (敬称略・撮れたときに不定期更新)
「とさちょうものがたりZINE13」、発刊です!
今号は「土佐町のかたち」と題し、とさちょうものがたり編集長の石川が撮影した写真をまとめた一冊です。
写真号は、2017年発刊の「とさちょうものがたりZINE 02」を皮切りに、2020年に発刊した07号、2022年の10号に引き続き、今回で4冊目。
土佐町の風景を撮影し、月ごとにポストカードにする「土佐町ポストカードプロジェクト」。そして、土佐町の住民の方を全員撮影しようと始まった「4001プロジェクト」。この2本立てになっています。
土佐町の四季折々の風景のなかに、町の子どもたちにも登場してもらって撮影することも。
ポストカードは土佐町役場受付や土佐町立図書館、土佐町郷土学習センターなどで配布しています。
町の方にお手紙を書いてもらい、大切な誰かに送る。そのことで町のPRができる仕組みです。町の事業者さんも商品を送る際にメッセージカードとして利用してくださっています。
「土佐町の住民を全員撮影する」ことを掲げ始まったプロジェクト。このプロジェクトを始めた当時、2017年の町の人口が「4,001人」だったので「4001プロジェクト」というタイトルがついています。可能な限り、その方々の人柄や暮らし方などが表れるような写真を撮りたい。その思いで撮影を続けています。
本日、2024年4月19日の地区長会で地区ごとにお配りし、土佐町の皆さんには全戸配布されます。号を重ねるごとに「いつも楽しみにしているよ」とお声がけいただくことが増えています。ありがたいことです。町の姿や町の暮らしそのままを、少し客観的な目で眺めてみる機会にもなればいいなと思っています。
県内外の図書館や美術館、カフェなどにも送付していますので、お近くに行った際にはぜひ手にとっていただけたらと思います。
↓配布先はこちら
とさちょうものがたり編集部の鳥山が、2023年春より、高知新聞の「閑人調」というコラムに寄稿させていただいています。
このコラムには数人の執筆者がおり、月曜日から土曜日まで毎日掲載。月初めにその月の執筆者の氏名が掲載され、コラム自体には執筆者のペンネームが文章の最後に記されます。
鳥山のペンネームは「風」。月に2回ほど掲載されます。
長男は中学3年生。先日、中学校生活最後の授業参観があった。教室では数学の授業の最中で、友達同士分からないところを教え合っていた。その姿を見ながら、みんな大きくなったなあと感慨深いものがあった。
土佐町中学校は小学校も同じ敷地内に立っており、どの児童生徒も、保育園の頃から地域の人や先生方に見守られながら大きくなっていく。幼い頃の面影を残した子があいさつしてくれたり照れくさそうに笑ったり、とてもかわいい。
「母さん、母さん」と足元にまとわりついていた息子は今や背丈は私を追い越し、頼もしい背中になった。生意気な物言いに本気でけんかをしたり、叱ったり、泣いたり、笑ったり。振り返ってみればどんな日もどんな時もかけがえのない瞬間だった。
3月5,6日は県内公立高校入学試験の日。多くの中学3年生が自分の希望や願いをかなえるために毎日頑張っていることだろう。
風邪をひかないように、どうかそれぞれがベストな状態で入試の日を迎えられますように。新たな扉を開き、自分の道を一歩ずつ歩いていけますように。大丈夫、どんな道も必ず未来へとつながっています。
中学3年生の応援団として、最大級の、心からのエールを送ります!
(風)
2024年2月26日、高知新聞に掲載されたコラム「閑人調」です。題名は「中学3年生」。
土佐町にある中学校は一校だけ。保育園、小学校も一つだけなので、子どもたちは先生方や地域の人たちに見守られながら皆大きくなっていきます。
先日、土佐町中学校3年生は卒業式を迎えました。義務教育を終え、これから新たな道を歩いていく子どもたち。どうか、これからも元気に、それぞれの道を歩いていけますように。
保護者の一人として、地域に暮らす一人として、心から子どもたちを応援しています。