2022年10月30日(日)、高知市の日曜市に出店し、鹿の角ガチャやシルクスクリーンで印刷したTシャツを販売しました。土佐町の手焼き煎餅屋さん「べるりん」さんと一緒です。
日曜市には、高知県内の市町村が輪番で出店できる「れんけいこうち」という取り組みがあり、その一環で出店させていただいています。日曜市には地元の方はもちろん観光客のお客さまも多く、「どこの市町村のブースなの?」「土佐町に行ってみたい」という声もよくいただきます。
昨年10月から月一回のペースで出店させていただき、この日はちょうどまる一年。300年という歴史ある日曜市に参加させていただいて、ありがたいなあとあらためて感じた1日でした。
良いお天気で、多くのお客さまが行き交っていました。
日曜市には出店者だけではなく、市が並ぶ道の交通整理をしてくれる方も多くいます。その方たちがいるおかげで、出店者は安心して搬入・搬出ができます。各店舗を回って話をするスタッフの方も。全長約1㎞にわたって並ぶ店舗を一軒ずつ回っていくと、3~4時間かかるとのこと。意見を聞いて今後に反映させていくそうです。
日曜市という場は、出店者はもちろん、こういった方たちの存在があってこそ成り立っているのだと感じます。
まる一年たって、顔見知りの方も増えてきました。初めて出会った人が知人となり、隣人となっていく。そんな感覚を覚えます。
この日、大根やカブ、にらを販売していたお母さん。購入したものを新聞紙でくるくるっと包んで渡してくれます。野菜はとにかくみずみずしい!切るとシャキッと音がします。購入した大根で大根葉ふりかけを作りました。美味!
ながーい、ながーい「りゅうきゅう」を売っていたお母さん。こんなに長いりゅうきゅうを見たのは初めて!四方竹もニラも全て「自分とこの山で作っちゅうきね!」とお母さん。高知という土地の力を感じます。本当に素晴らしいことです。
大人気の「鹿の角ガチャ」。土佐市から来ました!というご家族が回してくれました。「ランドセルにつけよう〜!」とニコニコ。
レアな角の先端がほしくて、2回も回しに来てくれたお父さんも。お客さまの笑顔を見ながら、鹿の角ガチャを挟んで、今この時を一緒に過ごすことはまさに奇跡。一期一会のこの機会を大切にしたいと思います。
向かいのお店で小松菜と水菜、ワケギの種を買った時のこと。自分のお店に戻ると「あら〜、向かいの人だったの!50円おまけ、おまけ!」と50円返金してくれました。
いつまでに種を植えたらいいか、どうやって食べたら美味しいか、そんなこともワイワイと教えてくれます。こんなやりとりにも幸せを感じます。
次回の出店は12月4日。日曜市は高知の素晴らしい文化、財産です。ぜひお越しください!