「奇跡の脳」 ジル・ボルト・テイラー 新潮文庫
37歳、女性の脳科学者がとても珍しい脳卒中を起こしてしまう。
脳卒中を起こした朝の様子は、脳卒中を起こし症状が進んでいくと、普通にやっていることがこんな風にできなくなっていってしまうのか。わかりやすく書かれていてとても引き込まれます。
危篤状態から脱したあと、8年に及ぶ壮絶なリハビリを経て復活!
その第一歩はまず、睡眠、とのこと。人間の自然治癒力のすごさ!
「寝るのが一番の薬」は世界共通なのですね。
左脳と右脳の役割にびっくり。人間の脳は神秘です。右脳マインドに気づき、奇跡の復活をなし得た筆者に拍手喝采!
復活したからこそのこの本に、勇気付けられます。
上土井恵子