2023年のカレンダー制作が始まりました!2021年、2022年に続いて3年目の取り組みです。
今まで、高知県れいほく地域の3つの障がい者支援施設の皆さんに数字を描いてもらってきましたが、今年はれいほく以外の地域の障がい者支援施設の方たちも加わってくださることになりました。
これから、制作風景を順番に紹介していきます。
社会福祉法人本山育成会 就労継続支援B型事業所 りんどう
本山町の就労継続支援B型事業所 りんどうの皆さんが、カレンダーの数字や文字を製作してくれました。
「りんどう」は、しゃくなげ荘という障害者支援施設と併設され、利用者の方たちは一緒に仕事をしています。
しゃくなげ荘は堆肥作りと農業が仕事の柱です。定期的に近隣の飲食店やスーパーから、生ゴミを回収し、それを堆肥化。その堆肥を使い、運営する農園でお米や季節の野菜を栽培しています。
取材に伺った日は、利用者の方たちが小松菜の種を蒔いていました。元気の良さそうなふかふかな土。ここで育った野菜たちが、しゃくなげ荘が運営するカフェ「カフェレスト しゃくなげ」で使われています。
このような「循環する仕組み」を作るまで、大変なご苦労があったと思います。
制作風景
2021年版、2022版に引き続き、今年3年目の参加のりんどうの皆さん。
コロナ禍など諸般の事情により、とさちょうものがたり編集部は施設内には入れなかったため、本山育成会の相談支援専門員・田岡香織さんが制作風景を撮影してくださいました。
小さな葉を一枚ずつ貼ったりと、一枚ずつ丁寧に作られたカレンダーの数字たち。田岡さんが楽しげに製作時のエピソードを話してくれました。
りんどうの皆さん、ありがとうございました!
カレンダーは現在、印刷の段階に入りました。皆さんにお披露目できる日が楽しみです!