小さくお騒がせしてすみません。
パクチー銀行土佐町支店、また復活しました!今回は三度目の運営再開です。
季節は少しずつパクチーが育つ春になってきています。
土佐町役場玄関でパクチーの種を融資して、パクチーを育てませんか?
また復活
パ銀・緊急追加融資によりー長野・安曇野支店より大量の種が土佐町に届く
パクチーの世界的普及活動で知られるパクチー銀行(以下パ銀)の土佐町支店が、二月二十日の破綻を乗り越え、再び運営再開を発表した。(土佐町支社)
パ銀関係者の話では、パ銀土佐町支店は高知県土佐町でのパクチー普及を目的とし昨年九月に開設。
その後昨年九月に一度目、今年二月に二度目の破綻を発表。資本であるパクチーの種を回収することができず、事実上の運営不能に陥っていた。
今回の二度目の破綻では、二月二十日付当新聞の記事を読んだパ銀安曇野支店の篠原寛行支店長から特別措置として緊急追加融資を受けることが決定、早くも大量の種が郵送され、運営再開が確実のものとなった。
安曇野支店長・篠原氏は土佐町新聞の取材に対して、「安曇野は決して見捨てない! 破綻記事は見過ごしてて少し遅くなっただけ・・・・」とコメントを発表した。
一時は存続自体が危ぶまれた土佐町支店だが、当の支店長・石川氏は「これから春が来ますよ!」と誰もが知る事実をドヤ顔で述べた。
当新聞はこのコメントをこのまま紙面に載せることに対して喧々諤々の議論を繰り返したが、どうやら「春が来るとパクチーが育つ」ということを言いたいのでは?という意見が大勢を占め、掲載を決定した。
実際、町史に残るほどの厳冬を経験した土佐町。氷点下の夜が長く続いた同町では、「パクチーの種を植えてみたものの、数センチほどの芽が出た以降は全く大きくならず、かと言って枯れもせず」という状態が複数報告されている。
三月に入り日々気温が上昇している当地では、徐々にパクチーの栽培に適した条件が整いつつあると専門家は予想している。
今後、土佐町支店は何食わぬ顔で通常運営を再開し、三度目の正直として収穫された種の回収、そして新たな融資というサイクルを確立すべく、土佐町役場玄関での種の融資を急ピッチで進めていくと見られている。
猶、二面ではパクチー銀行の仕組みを解説。2面に続く
記事にある通り、前回の破綻を知った長野・安曇野支店長、篠原寛行氏から緊急追加融資として大量の種が届きました。ペッパーくんもふらつく程の重さ。ありがたや!
今回こそは良いサイクルが生み出せると信じています。
そしてこちらが土佐町新聞3月6日2面。パクチー銀行の仕組みを丁寧に解説してくれました。
パクチー銀行とはなんぞや? その疑問にお答えします!
設立と理念
パクチー銀行は、パクチーの世界的普及を目的として 2006年に誕生。「パクチーの種を資本として、自然の力を借りて資本を増やそう」とパクチー好きが集まって開設。創設者はパクチーハウス東京・日本パクチー狂会の佐谷恭氏。 2018年現在、支店は日本全国二十箇所。 モデルはノーベル平和賞を 2006年に受賞した「貧者の銀行」 とも呼ばれるグラミン銀行である。
融資と返済
融資は無審査・無担保で行われる。希望者はパクチーの種を受け取り、栽培し、たくさん収穫できたらそのうちの一部を食べずに、種としてパ銀に返済する。パ銀は返済された種を新たな希望者に融資する。
このサイクルを繰り返すことによって、パクチーを栽培する人口が増加し、パクチーの種の量も増加し、パクチー好きも増加するとの科学的な研究結果が報告されているとかいないとか。
土佐町支店
高知県土佐町では、土佐町役場玄関在住のペッパーくん横を店舗として、昨年九月に支店が開設された。 開設のきっかけとして、同年七月に開催された「一日だけのパクチーフェス・イン・黒丸」が挙げられる。
同フェスは土佐町の山間部集落である黒丸を気に入った「パクチーハウス東京」のスタッフとウェブサイト「とさちょうものがたり」との共同主催で旧・瀬戸小学校にて行われた。パクチーハウス東京は今年三月十日をもって無店舗経営への移行を発表している。佐谷氏は、その決断へ少なからぬ影響を与えたできごととして「一日だけのパクチーフェス・イン・黒丸」に度々言及している。
以下、過去の記事です。
まずパクチー銀行開設
そして一度目の破綻
破綻を乗り越え再開
そして前回の二度目の破綻!
そして不死鳥のように復活した今回!今度こそ!