
黒丸にカキチさん言うて家伝の薬をこしらえていた。
破傷風、梅毒、ハメ(蛇)にかまれた時に、その薬を湯にとかして、たらいの中に座らすときれいに毒を吸うた。
医者で治らんのがすぐによくなった。
九州や青森の方からも欲しい言うて来とった。
カキチさんはまたその人の生年月日と歳を聞くと、大きな古い暦をめくって、
あんたはどこそこの病気じゃ
言うて当てていた。
それがまた当たってよく見てもらいに来よったと言う。
町史
この記事を書いた人
とさちょうものがたり編集部。とさちょうものがたりは2017年6月からスタートした高知県土佐町のウェブサイトです。土佐町の魅力を日々発信しています。お問合せは info@tosacho.com までお願いします。
絵を描いた人
1977年 大阪出身
2002年 京都市立芸術大学 美術学部 油画専攻 卒業
幼いころからの夢が“旅の画家”になること。京都で絵画を学び、その後、放浪の画家として国内外で活動。高知県移住をきっかけに陶芸をはじめる。豊かな自然と、ゆっくりと流れる時間の中で、絶賛創作活動中!
秘薬の作り方は残ってないですか?
渡部さん、それがどんな薬だったかも謎でして…笑
現在、黒丸の長老に問い合わせ中ですが、何分にも昔のこと、なかなか手がかりは出てこないですね。