「はるがきた」 ロイス・レンスキー作,さくまゆみこ訳 あすなろ書房
「はるがきたきた!はるがきた!さむいふゆにはさようなら」
この言葉でお話が始まります。
太陽が輝き、鳥が歌う、春。
風が吹き、洗濯物が揺れる、春。
田畑や畑に向かう、春。
今年の春は新型コロナウィルスの影響で外出もままなりませんが、お世話になっている方が手渡してくれたワラビや筍、散歩で見つける野の花たちにしっかりと春を感じました。むしろ、こんなに春を感じた年は初めてだったかもしれません。
せみのを背負った人たちが、カゴいっぱいに山菜を収穫する、春。
れんげやスミレ、キンポウゲにイヌフグリ、野の花たちが道端を彩る、春。
どんな時でも、季節はめぐります。
土佐町はもう初夏へと向かい、山々は青く、ぐんぐん迫ってきます。
「山笑う」季節です!