メディアとお便り

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お便りの紹介

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とさちょうものがたりが始まってから、お手紙やはがき、メールなど、たくさんのお便りをいただいています。今まで届いたお便りはすべて大切に読ませていただいています。なかには文通のようにはがきでのやりとりが続いている方も。心を寄せてくださっている方がいるということは、私たち編集部にとって大きな励みとなっています。

 

先日、絵本作家の西村繁男さんからお葉書が届きました。

2018年、西村さんは奥さまのいまきみちさんと共に土佐町立みつば保育園を訪れ、絵本の読み聞かせをしてくれました。その後も新しい絵本が出版されるたびに送ってくださり、土佐町立図書館には西村繁男さんの絵本がたくさん並んでいます。

高知市出身の西村さんですが、西村さんのおじいさんは土佐町旧地蔵寺村の村長だった西村繁太郎さん。幼い頃、繁太郎さんの家に遊びにきては地蔵寺川で泳いだそうで、土佐町にはとても懐かしい思い出があると何度も話してくれました。

 

前略

「とさちょうものがたり08」ありがとうございました。

窪内さんの文章はとてもおもしろく拝見しました。川を中心とした子供時代の生活、自然と密接につながっていた時代、体験からいろんなことを学んでいた様子、とても興味深いものがありました。

ぼくの育った高知市の家の前は鏡川で、そこで遊んだ思い出は心に残っていますが、窪内さんと川の関係の深さにはとうていおよびません。

山や川の風土はそこに暮らす人々にとても大きなものを与えてくれたのですね。

便利になったこの時代、さてと考えるものがあります。

一つ一つていねいに掘りおこしてくれてありがとうございます。お元気で。

PS . 写真もいいものでした。

 

山や川、空や土や風…。自然の数々は、コンクリートの上では味わえない何かを届けてくれます。

西村さんといまきさんに、また土佐町でお会いしたいです。

 

西村繁男さんが土佐町にやってきた!

 

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シカのシンカ 高知新聞に掲載されました!

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2021年7月21日、高知新聞に「鹿の角ガチャ」についての記事が掲載されました。高知新聞嶺北支局長の竹内将史さんが書いてくださいました。

「鹿の角ガチャ」については、2021年6月11日の高知新聞でも取り上げていただき、多くの反響をいただきました。この記事が掲載されてから、編集部の元へは続々と鹿の角が届き始めました。土佐町の猟師さんが「よかったら使いや〜」と角を持ってきてくれたり、大豊町の障がい者支援施設「ファースト」にも角がどっさり入ったダンボールがいくつも届きました。大豊町の民生委員さんが知り合いの何人もの猟師さんに声をかけてくれたそうです。

また、ガチャガチャを置いてくださっている土佐町の繁じさんには「ガチャガチャを回しに来ました」という人もたくさん来てくださっています。いつも行列ができる人気のうどん処 繁じさん。お忙しいなか対応してくださっていることに本当に感謝しています。

同じく、ガチャガチャを置いてくださっている高知蔦屋書店に行った人から「子どもたちがガチャガチャに群がっていました!」という報告もいただきました。

私たち編集部以外にも、鹿の角ガチャの取り組みに心を寄せてくれる人たちがこんなにもいるのかと感じた出来事の数々でした。多くの人たちが表してくださった行動や言葉から、私たち編集部はどんなに励まされたでしょう。一人ひとりの人たちに心から、ありがとうございます、とお伝えしたいです。

 

とさちょうものがたり編集部はこれからも今できることを考え、多くの人たちがハッピーになれるような在り方をつくっていけるよう精進したいと思います。

 

山間の営みには、いくつもの学びがある。取材してイメージが一変したのがシカ。 厄介な鳥獣は、大きな恵みでもあると知った。

まず肉。正直言えば小さい頃に食べて以来、臭くて硬いという偏見があった。だが処理や調理次第では柔らかく、とびきりうまい肉だ。

牛肉と比べ、脂質は6分の1で鉄分は2倍。ビタミン類も多い。 高タンパク低カロリーの健康食材は、市場拡大の可能性を秘めている。 香美市のジビエ料理人の下には、全国からファンや同業者が訪れていた。

県内にはシカの革製品を手掛ける人もいる。それは知っていたが、恵みはまだあった。

シカの角。古くから金運や武運向上、水難よけのお守りとして重宝されてきたという。土佐町の「とさちょうものがたり」編集部は、お守りのガチャガチャ(カプセル玩具販売機)を町内と高知市に設置した。

記事で紹介したこともあり、売れ行きは好調だとか。お守りは町内の障害者就労支援事業所でも加工しており「利用者のためにも役立てて」と編集部には町内外の住民から家に飾っていたシカの剥製や角が続々届いている。加工に使う工具も住民が持ち寄ってくれたという。

編集部は「障害者らの仕事ができて、 山の文化に触れることのない子どもたちに面白がってもらえれば」と、もうけは二の次。取り組みをまねたいという町外関係者にも、どうぞどうぞと寛大に接する。 温かな輪の広がりに心が和む。

シカはすごい。その真価を生かした活用法の進化が知れ渡れば、山の心地よさにも多くの目が向くと思っている。

 

集まる鹿の角(ありがとうございます)

 

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JA広報通信に掲載されました!

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ある日、編集部に一本の電話がかかってきました。

それは農協の冊子「JA広報通信」のライター、則竹知子さんからでした。

「地方のメディアを取材しています。ウェブで『とさちょうものがたりZINE』を知り、気持ちを込め、こだわりをもって作っていることを感じました。創刊の経緯や思い、どのように製作しているかを取材させてほしいのですが」とのこと。

則竹さんは「とさちょうものがたりZINE」を読み込んで、取材してくださいました。

 

インタビュー記事の一部をご紹介します。(全文は写真で読むことができます。)

 

 

−創刊の経緯を教えてください。

石川

創刊の1年ほど前に、町のウェブ サイト(以下サイト) をオフィシャルとは別に新しく作りたいという話を町役場 の人から聞きました。 話の流れで私がや ることになったとき、 名所やおいしい店 紹介など、ネットで検索すれば出てくる ような情報ではなく、もっと深くて捉えどころのない田舎の価値や、言葉になりにくい良さを伝えるサイトにしたいと思 いました。 サイト開設後は、コンテンツを増やしたり、リアルの企画と連動させたりと、 土佐町の魅力を発信するためいろいろと取り組んでいました。

あるとき、東京で活動する知り合いの絵描きを町に呼び、 1週間の滞在の間に 町の人たちの絵を描いてもらう企画を立 てました。 描いてもらった本人はもちろん、周りもとても喜んでいる姿を見て、 これをまるごと一冊にしよう! という話が出てきました。お年寄りの多い町なので、皆に見てもらうにはサイトだけでは限界があります。形として残せるものとして、『とさちょうものがたりZINE』が誕生しました。2018年7月のことです。

(中略)

 
 

−インタビューや撮影で心掛けていることはありますか。

 
鳥山
今まで話を聞いた人たちは、以前から関係のあった人たちが多く、その関係を踏まえて深い話を聞くことができた気がします。 今後はあまり接点がなかった人からも話を聞く機会が増えると思うので、先入観を持たず、その人に共鳴する部分、琴線に触れる言葉を見つけられたらと思います。

たまたま土佐町に来て、暮らし、その人と出会えたことは奇跡みたいなこと。記しておかなければという使命感、会えて良かったという思いを込めて今まで話を聞いてきたつもりですし、これからもそうでありたい。
どんな風に聞き、書いたら、その人となりが伝わるか。もっと言葉の幅を広げたいです。

 

石川
写真も一緒です。 「とさちょうものがたり ZINE」という場所をいただき、仕事として関わる以上、技術を高める一方で、マニアックにこだわるのではなく、土佐町の土から育つ農産物のような写真を撮りたいと思います。人を撮るときって、相手との人間関係まで写る気がするので、そのときの楽しい雰囲気が写真から伝わるといいですね。

 
 

−ローカルメディアの魅力はどんなところにあるのでしょうか。 

 
石川
写真を使って、自分の手が届く範囲で物を作って届ける。それが相手をちょっと笑顔にすることができた、そんな手応えを感じることがあります。土佐町みたいなローカルの規模が自分にちょうど良い。「冊子が届いたよ!」「サイトの記事、更新したね!」などの声も直接聞けますし、町の人が「とさちょうものがたりZINE」を自分たちのものとして考えてくれていると気付いたとき、意外なうれしさがありました。この町に移住して、自分はこういうことをやりたかったんだと気付かされました。


鳥山
町の子どもも喜んで読んでくれている。友だちが載っていて、「次は僕も出たい」などと自分からリクエストしてきた子もいました。また、ご自宅に伺うと自分の写真が載ったページを切り取って部屋の壁に貼ってあったり、しわくちゃになるまで何度も読み返してくれていたり。言葉だけでないこうしたことも、やり続けるモチベーションになります。

 

 

今までやってきたことや普段考えていることを言葉にすることで、あらためて初心に帰るような気持ちになりました。

とさちょうものがたりが始まって5年目に入りましたが、今立っている場所から来た道を振り返る、このような機会をいただいて感謝しています。

則竹さん、ありがとうございました!

 

 

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鹿の角ガチャ!高知新聞に掲載されました!

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高知新聞 2021年6月11日朝刊

お守りにシカ角ガチャ

「わ!何かおもろいもんあったで〜」

土佐郡土佐町田井のうどん屋さんの店先。カプセル玩具販売機(ガチャガチャ)に子どもが群がっていた。100円玉を5枚入れ、レバーをくるくる。ポンっと出てきたカプセルを開けると…ひもが通されたシカの角。わ!ワイルド〜。

同封されていた土佐和紙の説明書によると、水難よけや豊穣祈願、金運、武運と、一つ一つご利益の違う「お守り」らしい。

手掛けたのは、土佐町の魅力を発信するウェブサイト「とさちょうものがたり」の編集長、石川拓也さん(46)。地域おこし協力隊員として同町に移住。「町の自然を生かしたグッズをガチャにしたら面白そう」と、2919年の任期終了時に販売機を購入していたという。

町の仏像を3Dプリンターでフィギュア化してみたり、河原で拾った石にペイントしてみたり …。カプセルの中身をあれこれ考えたが、しっくりこないまま2年。今年3月「突然ひらめいた」のがシカの角だ。

シカは国内外で神獣とされ、角はお守りとして重宝されているとか。石川さんは「町をPRして開運もできたら最高じゃん」と、住民から以前もらっていた角を裁断、加工した。

販売機は4月にうどん店に置いたほか、5月には高知市の「高知蔦屋書店」にも設置。有害鳥獣の新たな活用策に、他自治体から早速問い合わせがあったそうだ。

「東京とか都会でもうけるかも」と石川さん。住民の声も聞きながら、お守りの改良や新たなグッズ開発にも取り組むという。お守りの製作は、土佐町や長岡郡大豊町の障害者就労支援事業所の利用者にも担ってもらっており、売り上げの一部を還元する。

石川さんは、「みんなで面白がって、少しずつみんながもうける形になれば。ゴールは決めずゆっくり進めていきますよ」。カプセルには、町の温かい人情や夢も詰まっている。

(嶺北支局・竹内将史)

 

また改めて別の記事でもご紹介するつもりでいますが、この記事が出たあとで何人かの方々から編集部にご連絡をいただきました。

「記事を見たけんど、鹿の角が必要やったら、知り合いの猟師さんに聞いてもらってくるぞ」

といったお電話でした。

作業を担当する大豊町ファーストも、大豊町の方々から鹿の角を大量にいただきました。その角は現在とさちょうものがたりの編集部で預かっていて、御守りになるための加工待ちの状態です。

とてもありがたくもあり、背中を押されるような気持ちにもなります。

なかなか皆様に丁寧なお礼を返すことができていない状態ですが、鹿の角のひとつひとつは大切に使わせていただきます。この場を借りて感謝をお伝えしたいと思います。ありがとうございました。

 

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ポロシャツ「土佐あかうし」、高知新聞に掲載されました!

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今年の土佐町オリジナルポロシャツ「土佐あかうし」!

高知新聞に掲載されました!

「土佐あかうし」を描いてくれたのは、絵描きの下田昌克さん。
下田さんは、毎年、土佐町オリジナルポロシャツの絵を描き続けてくれています。

 

土佐町の畜産農家の方たちに大切に育てられているあかうしは、穏やかで優しげな瞳が特徴。下田さんが描いたあかうしのつぶらな瞳は、まさにあかうしそのものです!

 

印刷は、こちらもずっとシルクスクリーンの仕事をしてくれている障がい者支援施設「どんぐり」(土佐町)と「ファースト」(大豊町)のメンバーさん。

背中いっぱいに印刷されるあかうしは迫力満点です!

 

ポロシャツに「あかうし」

土佐町PRへ製作・販売

【嶺北】
土佐郡土佐町の 魅力を発信するウェブサイト「とさちょうものがたり」の編集部は町をPRしようと、土佐あかうしが描かれたポロシャツを製作、販売している。
編集長で写真家の石川拓也さん(46)が企画し4年目 。これまでに地元の山菜や地蔵堂などをあしらったシャツを作ってきた。
今年は丑年に合わせ、「ずっとシャツにしたかった」 というあかうしをデザインに採用。 絵本の挿絵などを手掛ける下田昌克さん(53)=東京都が、同町の畜産農家が飼う牛を迫力満点にスケッチした。

 

プリント作業は、同町と長岡郡大豊町の障害者就労支援事業所の利用者が行い、収入につなげている。
石川さんは 「町をPRし、収益化も努める。皆が笑顔 になれる取り組みに育てたい」と話している。

 

1枚2500円。注文は 土佐町企画推進課(0887・82・2450) か「 とさちょうものがたり」 のウェブサイトから。
(竹内将史)

 

 2021年4月24日付の高知新聞に掲載されたこの記事。読んだ方から、電話やメールでたくさんのご注文をいただいています。
皆さま、ありがとうございます!

 

 

*ご注文はこちらからどうぞ!

土佐町オリジナルポロシャツ2021販売開始です!

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4月15日の高知新聞に掲載された記事です。

2021年1月から2月にかけて、高知県内9市町村の郷土料理を撮影し、動画を製作しました。DVDを作り、また県庁のYoutubeチャンネルでも公開されています。

高知県庁農産物マーケティング戦略課が、県内の郷土料理の保存と伝承のために立てた企画を「合同会社 風(とさちょうものがたりを運営している会社です)」として委託を受け、製作しました。

 

郷土料理  後世へ映像化

県配信 土佐町の編集者が取材

【嶺北】高知の食文化を後世に伝えようと、 県が郷土料理の作り方などを記録した動画をユーチューブで公開している。安芸郡東洋町の「こけらずし」や、宿毛市の「きびなごのほおかぶり」など九つ。動画を制作した 土佐郡土佐町の事業者 は「各地の多様で濃い文化を感じて」と呼び掛けている。

料理の作り手の高齢化や後継者不足を背景に、県農産物マーケティング戦略課が企画。土佐町をPRするウェブサイト「とさちょうものがたり」編集部の 鳥山百合子さん(44)と 石川拓也さん(46)が昨冬、約1カ月かけて取材・撮影した。

動画は今月上旬、同課が開設したユーチューブチャンネル 「JAPAN Cooking KOCHI」にアップ。イタドリやタケノコ、キビナゴなど食材を育む地域の風土や営みを交え、調理方法やレシピを紹介している。料理名の題字は嶺北地域の障害者支援施設の利用者が手掛けた。

石川さんは作り手の住民から「自然と調和した暮らしの大切さを学んだ」。同課は今後も動画を増やしたい考えで「記録の重要性を訴え予算化に努めたい」としている。

(竹内将史)

 

各動画タイトルや動画内の絵は、嶺北の3つの障がい者支援施設の皆さんに依頼し、描いてもらいました。

とさちょうものがたり編集部が取り組むシルクスクリーン事業でご縁のある「れいほくの里どんぐり(土佐町)」「りんどう(本山町)」「ファースト(大豊町)」の3施設の皆さんが気持ちを込めて描いてくれたグラフィックです。

3施設の皆さんが描いてくれた手書きの文字は、動画にあたたかさを加えてくれました。

このチームでのものづくりは、昨年秋に製作した「2021カレンダーTOKUBETUHEN」と同様です。今回もこのようなかたちで一緒に一つのものを製作することができ、とてもうれしく思っています。

 

撮影では東西に広がる高知県を縦断し、高知の郷土料理という文化を守り継いで来た方たちと出会うことができました。その経験は私たち編集部にとってかけがえのない財産となりました。

高知県9市町村で撮影した動画を、これから順次紹介していきたいと思います。高知のゆたかさを感じていただけたらとても嬉しいです。

どうぞお楽しみに!

 

 

 

 

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「K+」に、掲載されました!

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2021年3月25日、高知新聞社が発行しているフリーペーパー「K+」に、とさちょうものがたり編集長・石川のインタビュー記事が掲載されました。「K+」は、高知で暮らす人たちの特集や、料理、本のコラムなど高知の情報が満載!その中にある「K+ インタビュー・話をしてもいいですか」のコーナーです。

 

住人のストーリーを一人一人伝える。
土佐町の歴史や暮らす人の物語を記録し、伝え残すメディアを独自の視点で運営するカメラマン。

「このままではカメラマンとして死ぬと思うほど、撮ることへのモチベーションが 下がっていました。どうせなら、撮りたい物がある場所へ行ってみようと、縁があった土佐町に来ました」と話す石川拓也さん。現在、「とさちょうものがたり」編集長としてWEBマガジンや フリーペーパーで土佐町の情報を発信している。

千葉県出身の石川さんは、カメラマンとしてニューヨークで活動後、2002(平成14)年に帰国し、東京で数々の有名人などを撮影した経歴を持つ。しかし、芸能界という華やかな業界で働くうちに、本当に撮りたい物とのギャップを感じるように。今後を模 索する中で訪れた高知が 石川さんの心を動かした。

「東京とは真逆で、高知は自然と近く、撮りたい物のは匂いがしました」。

土佐町役場が広報担当者を募集 していると聞き、すぐに手を挙げて移り住んだ。16 (同28)年から3年間、地域おこし協力隊を務め、今は嘱託職員として働く。

最初に取り組んだのは、 町のPR用のポストカードと動画制作だった。その撮影をしながら町内を巡る間に、撮ることへの自信は復活していたと話す。「自然の摂理の中で暮らす人の姿や、先祖の代から続いてきた地域文化が目の前にあって。それは撮りたいと思っていた“本質的な物”でした」と石川さん。

「とさちょうものがたり」 は、石川さんが考える“本質的な物”に焦点を当てる。自治体の広報メディアだが、観光情報などは載せていない。記事は、人のインタビューや郷土料理などの紹介から、町の暮らしの根本に触れられるような内容で、その読者は全国に広がる。「人がいるから町ができます。土地の歴史と、住人のストーリーを一人一人伝えることが町を伝えることだ考えているので、それを記録して伝えていきたい」

現在、編集スタッフの鳥山百合子さんと2人で活動する。広報メディアの運営の他に、障がいのある人と作るシルクプリントT シャツや、カレンダーの製作事業なども行う。コロナ禍で、なじみの事業者が苦労していると聞き、その商品をWEB上で販売する取り組みも始めた。出会った人との関係を大切にしているというように、事業のアイデアは、町の人と接する中で生まれている。

幅広く活動する石川さんだが、写真はやはり本人の中心。高知に来て揺るがないものが持てたそうだ。撮影では、日常を少し違った視点で切り取 ろうと意識を向ける。

「写真を撮ることは人を肯定する作業だと考えています。写真に写ることでポジティブになってもらいたいし、そんな写真を撮り続けたいです」

 

掲載された日から早速、土佐町の方をはじめ、多くの人から「記事、読んだよ〜」とお声がけいただきました。「K+」や高知新聞をはじめとする紙媒体の強さを感じます。

インタビューを通し、とさちょうものがたりの土台となる思いが届きますように。

ライターの仙頭杏美さん、カメラマンの河上展儀さん、高知新聞総合印刷の中西一剛さんに大変お世話になりました。
ありがとうございます!
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ファースト広報誌 Step!

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とさちょうものがたり編集部が取り組むシルクスクリーン事業。

2018年3月から土佐町にある障がい者就労支援事業所どんぐりのメンバーさんが、そして、2019年7月から大豊町ファーストのメンバーさんが作業に来てくれています。

シルクスクリーン作業だけではなく、昨年秋に製作した「2021年カレンダーTOKUBETUHEN」では、カレンダーの数字や文字を描いてもらいました。

先日ファーストに伺った時、施設長の三谷さんがファーストの広報誌を手渡してくれました。そこには「カレンダー作り」と題し、カレンダーの文字を描いた時や販売の様子が書かれていました。

「ファースト広報誌 第15号 Step!」(令和3年2月10日発行)

カレンダー作り

日頃シルクスクリーンの作業でお世話になっている「とさちょうものがたり」の方が、嶺北にある、土佐町どんぐりさん、本山町しゃくなげさん、大豊町のファーストに声をかけてくださり、カレンダー作りを行いました。

この活動は、とさちょうものがたりのスタッフの方が、コロナで3事業所の売り上げが減ったと聞いて、何か少しでも協力できればと取り組んでくれた活動です。各事業所でも販売を行い、売り上げの一部は手数料として還元してくれる仕組みとなっています。

ファーストは利用者様も率先して知り合いの方に声かけ販売し、1番多く地域の皆様等の手に渡せることができました。

 

 

ファーストさん、ありがとうございます!

編集部は、数字を描いてくれた施設にカレンダーの販売もお願いし、ファーストのメンバーさんとは大豊町役場へ出張販売に行きました。メンバーさんは友人や知人に積極的に声をかけ、多くのカレンダーを販売。「○部売れました!」と伝えてくれる姿はとても生き生きとしていて、こちらも頑張らないと!と大きなエネルギーをもらいました。

町を超えて協力し、ひとつのものを作り上げられたことは、編集部にとって、とても良い経験でした。

これからも共に、今暮らしている場所を少しでも楽しくするような取り組みをしていけたらと思っています。

 

 

2021年カレンダーTOKUBETUHEN販売開始!!

 

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朝日新聞に掲載されました!

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 朝日新聞(高知版)に掲載されました!

2020年12月12日、朝日新聞(高知版)に、とさちょうものがたり編集部と嶺北の3町村が製作した「2020年カレンダーTOKUBETUHEN」についての内容が掲載されました。朝日新聞の記者、浜田奈美さんが書いてくださいました。

掲載日当日、「新聞を読みました!」とご注文の電話をいただきました。ありがとうございます。

文字を描いてくれた「ファースト」「どんぐり」「しゃくなげ荘」の職員さんにも、その都度、販売状況をお伝えしていますが、みなさんとても喜んでいます。

皆さま、来年のカレンダーは、ぜひ「2020年カレンダーTOKUBETUHEN」を!

よろしくお願いします!

 

数字踊る 心弾む のびのびカレンダー

土佐町、本山町、大豊町の障害者支援施設に通う21人の障害者たちが、個性的な数字を書いた2021年のカレンダーを作った。勢い余って空白がつぶれた「9」や、縦に整列して「22日」を知らせる「二二」が並び、のびのびと奔放な数字を毎日楽しめる。

カレンダーは、土佐町のウェブマガジン「とさちょうものがたり」編集部が発売した。これまで、町民の肖像写真や町の伝承を紹介するなどユニークな方法で土佐町の魅力を発信し、毎年秋には町の障害者支援施設「れいほくの里どんぐり」と共に地元のマラソン大会用のTシャツを作ってきた。だが今年は新型コロナの影響で大会は中止に。社会福祉協議会の職員らと協議し、施設利用者の新しい仕事としてカレンダーを手作りすることにした。

「参加者が多い方が楽しい」と、近くの町の障害者支援施設にも声をかけた。利用者たちは10センチ四方の紙を使い、絵の具を指で書き付けたり、折り鶴を数字の形に並べたりして、思い思いに数字を表現した。それらを組み合わせ、1月は「どんぐり」、2月は大豊町の「ファースト」、3月は本山町の「しゃくなげ荘」と、ひと月ごとに担当した施設が変わる。

「特別編」を示す表紙の「TOKUBETUHEN」の文字は、利用者が自発的に書いたという。ローマ字表記としては「S」が足りないが、編集長の石川拓也さん(46)は「正しさや美しさにこだわることなく『めいっぱい楽しんで』とお願いした。のびのびと表現して頂けた」と話す。

A3変形判で税込1500円。限定千部。編集部のサイト(https://tosacho.com/)で販売中で、各施設などでも買える。売り上げは各施設への寄付や今後の制作費にあてる。

(浜田奈美)

・朝日新聞社に無断で転載することを禁じます
・朝日新聞2020/12/12掲載(20-4749)

 

*とさちょうものがたりの記事にも詳しく掲載しています。

カレンダーBANGAIHEN

2021年カレンダーTOKUBETUHEN販売開始!!

 

 

 

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今、できることを

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とさちょうものがたり編集部の鳥山が、高知新聞の「所感雑感」に文章を寄稿させていただきました。

編集部と嶺北の3つの障がい者施設が一緒に製作したカレンダーについての内容です。高知新聞の影響は大きく、高知県香南市や東洋町の方からご注文のご連絡をいただきました。ありがとうございます。

確かに誰かに届いたのだという実感は、次の一歩を踏み出す力になります。小さくとも、正直に、まっすぐに、今できることを重ねていきたいと思います。

 

今、できることを

「もしもし、カレンダーを一つ購入したいのですが」

優しげな女性の声だった。電話口のゆったりとした声色から、80代くらいの方かなと思えた。11月5日付の高知新聞に、私が編集者として仕事をしている「とさちょうものがたり」編集部と、嶺北地域の障害者支援施設がカレンダーを製作したという記事が掲載された。電話の主は四万十町の方で、その記事を見て電話をしてきてくれたのだった。

「とさちょうものがたり」は、土佐町の魅力を伝えるウェブサイトとして2017年にスタート。いつからかウェブを飛び越え、雑誌や職人さんとのベンチ製作など土佐町ならではのものづくりも展開している。その中の一つとして、シルクスクリーンという手法で、ロゴや絵を手で一枚ずつ印刷したTシャツやポロシャツの販売をしている。

印刷作業を担っているのは、嶺北地域の障害者支援施設「どんぐり」(土佐町)と「ファースト」(大豊町)の利用者の方たち。売り上げは印刷をした方に還元し、収入増につなげている。同じ地域で暮らす人と共に働くこと、作ったポロシャツなどを地域の人が購入し、着てくれること。そういった風景も作り手の大きなやりがいになっている。

今回製作したカレンダーも、シルクスクリーンがご縁でつながった彼らと作り上げた。特徴は数字。「どんぐり」「 ファースト」、そして毎年、シルクスクリーンのTシャツを注文してくれる障害者支援施設「しゃくなげ荘」(本山町)の3施設の方たちが描いたユニークな数字を並べた。

「ファースト」では、みんなで机を囲んでワイワイ。マジックやクレヨン、指で描く人がいれば、細かくちぎった折り紙を貼り付ける人も。にぎやかな雰囲気の中で描かれた数字は緑、青、だいだいなど色とりどりで、まるで楽しげに跳ねているようだった。

本当はそのままの色を生かしたかったが、曜日が分かりにくくなる。泣く泣く諦め、赤と黒の数字にした。完成したカレンダーには、1ヵ月ごとに描いた人の名前を入れた。そのことを「当人も家族もとても喜んでいる」と施設の職員さんが話してくれた 。

もう一つの特徴は、寄付金付きということだ。

新型コロナウィルスの影響は中山間地域である嶺北にも及び、彼らが作るパンの注文など仕事が減っていると聞いた。今この場所で「とさちょうものがたり」として何ができるのか。頭を悩ませて出した答えの一つがカレンダーという形だった。1部1500円、そのうち200円が3施設に分配される。加えて、カレンダーを1部販売したら、1割(130円)がその施設に入る仕組みだ。残りは印刷費や来年度の製作費になる。

冒頭の電話の女性にカレンダーを送ってから数日後、編集部にはがきが届いた。

「令和3年もいい年になりそうです。皆様が一生懸命書いてくださったお姿を想像して感謝しております。大切に使わせていただきます」

90歳だと書かれていた。 お礼の電話をすると 「私にも支援できることがあれば、と思って」と話してくれた。そのやりとりは、私の心にぽっと明かりをともしてくれた。

今立っている場所で、今できることをする。たとえ小さくともその行動は誰かを支え、自身をも支えている。

カレンダーを手にした人たちが、胸にじんわりとしみていくような楽しさを感じられますように。

そして、2021年がすべての人にとって良い年となりますように。(土佐町土居)

「とさちょうものがたり」編集者 鳥山百合子

 

「2021年カレンダーTOKUBETUHEN」、絶賛販売中です!

皆さま、来年のカレンダーの準備はできたでしょうか?

毎日、目にとめるカレンダー。ちょっと楽しい気持ちで使ってもらえたらうれしいです。

 

2021年カレンダーTOKUBETUHEN販売開始!!

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