4月7日に政府から緊急事態宣言が出され、続き16日に全国に拡大された動きを受け、とさちょうものがたり編集部も今、土佐町や高知県のために何ができるのか考えていました。
本当に小さなものばかりなのですが、ちょうど編集部で新たに3Dプリンターを導入したタイミングでもあり、これまでに作ったものをご紹介します。
このフィラメント、いくつも種類があるのですが、写真のものはPLAという、デンプンを原料としたものだそうです。編集部ではPLAとABSという2種類を使用しています。
それで作ったものが以下のもの。
これ、マスク不足の折に作ったもので、キッチンペーパーを使い捨てマスクにできるという代物です。
現在ネット上では、3Dデータを共有できるウェブサイトがいくつもあります。おもちゃやフィギアなどのデータが多いのですが、コロナの影響が全世界的に拡大したタイミングで、世界各国の3Dデザイナーたちがこういったコロナ予防に役立つデータを公開し始めました。
編集部にはまだ3Dデータでデザインする力がなく、今後身につけていきたいと思っていますが、現時点でここに紹介するのは全てそういった共有サイトからダウンロードしたものです。
以下のものもマスク関連。医療従事者など、マスクを長時間着用する必要のある方達のために、カナダの少年がデザインしたもの。
耳が痛くならないように、という優しい気持ちが伝わります。
上のこれは、ある日本人医師が世界的な人工呼吸器不足を解決するために、3Dプリンターのユーザーに製作を呼びかけたもの。
これも指定のURLからデータをダウンロードして製作します。これ自体は人工呼吸器そのものではなく、3Dプリントの精度を確認するためのモックアップ。作動はしません。
命に関わる医療機器でもあり、現在プロジェクトチームが医療機器認証化を目指しているとのことです。
夏あたりを目処に認証化が叶った時点で、3Dプリンターによる製作を協力できる人を今のうちに募っている段階なのだそう。そのために作った一個です。
とさちょうものがたり編集部は、小さくても自分たちにできることから実現していく姿勢でいます。「こんなことができるんじゃないか」等のアイデア、あればいつでも伝えてくださいね。
繰り返しになりますが、ここでご紹介したもの(特にマスク関連)は、必要な方に全て無料で差し上げます。町内の方も町外の方も、メールやFBで編集部までお知らせください。
和田 浩之
御無沙汰しております。京都市の和田と申します。
制作物の在庫があれば頂きたいのですが、イヤーガードを4つほど余分があれば頂けますでしょうか。ご検討お願い致します。
とさちょうものがたり
和田浩之さま コメントありがとうございます。イヤーガードの在庫お送りできますよ。ご住所お電話番号をinfo@tosacho.comまでお送りいただけますか?よろしくお願いいたします。