ただいま進行中の『「土佐町の絵本(仮)」を作ろう!』というこの企画。
以前お伝えしたように、土佐町で生まれ育った方々と話し、たくさんの意見やアイディアをいただきました。
「この行事もあったらいいね」
「この時、〜さんはいつもちょうちんを持って踊っているね」
「田んぼの植え直しと言ったら、〜さんでしょう」
話をしていて出てくるのは、いつも人の名前。それぞれが思い浮かべる風景の中に「人」がいる。そのことをあらためて実感します。
ということで、「土佐町の絵本」には、町の人たちが登場します。なぜならば、町を作り、支えているのは、町で暮らす一人ひとりの存在だから。いたってシンプルな理由、そして、忘れてはいけない大事なことです。
写真を集める
今、各場面ごとに登場していただく方の写真を集めています。「写真がない〜」という方は撮影させてもらっています。
下田さんが描いてくれた絵本の草稿を抱えて、山へ町へ、その人に会いに行く。それは、人は人との関係の中で生きていることを再確認させてくれる時間でもあります。
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以前、シオデを育てているところを見せてもらった岡林さん夫妻
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標高500メートルの下瀬戸。春にはぜんまい畑が広がります
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和田地区のこんにゃく作りの名人・和田潔子さんとご主人の英俊さん
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道から見下ろすと、斜面に畑や田んぼが広がっています
多くの方のご協力、本当にありがとうございます。
少しずつ、少しずつ進んでいく絵本の制作。まだ先は長いですが、皆さま、楽しみにしていてくださいね!