子どもは地域の宝やき

花火大会は誰のもの③

2件のコメント

  1. 権力は、人の行動・思考・価値観へしみ込むことで実現する。

    制度に従っているようでいて、
    実は私たち自身が、その制度を
    続ける主体になっている。

    人々は、貧困は本人の責任で、
    失業は努力不足で、自己投資しないと負け、という、仕事=生存
    という考えを自ら採用し、生きることになる。

    つまり、制度に支配されているのではなく制度を支える主体そのものに自らなっている。

    フーコーの言う生政治ですね。

    そしてその幻想から目覚めるには…を日々考えています。

    • 鈴木大裕

      Janeさん、コメントありがとうございます。
      その通りだと思います。「その幻想から目覚めるには…」を考えると、やはり文化人類学者の松村圭一郎さんが言うように、この社会は「わたし」の集まりでできていると気づくことにこそ希望があるのだと思います。そこら辺については、『崩壊する日本の公教育』の終章、「遊びのないところから新しい世界は生まれない」に詳しく書いているので、もしよかったらまたご意見お聞かせください! 大裕

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