土佐町の様々な地区で開催される「神祭」。田井地区は11月18日に開催されました。
特に初冬のこの季節に行われる神祭は、収穫祭という位置付けの、一年の豊作を感謝する儀式です。というのは、写真中央に座る宮司の吉川高文さんのお言葉。
私(石川)個人は、こうした儀式と無縁の新興住宅地で育った人間なのですが、感覚的にとてもしっくり来る感じが、この神祭という儀式にはあるように思います。
一年に一度、こうして宮司さんに来てもらい、農の神(氏神様)と繋がり直す。
繋がり直す相手は、古くから土地にいる神さまなのかもしれないし、土地のご先祖さまかもしれない。または土や農そのもの、全てひっくるめて「自然」と言ってもいいのかもしれない。
定義はもしかしたら人それぞれで良いのかも、とも思いますが、なんとも言いようのない「しっくりくる感じ」は、日本人のDNAレベルで感じているものなのかもしれません。
そんな良い時間を過ごさせてもらった、年に一度の「田井の神祭」。写真は参加者の地域の方々です。