突然ですが、みなさん「PTC」って知っていますか?
「PTC」は「Parents Teachers Children」の略。「保護者・先生・子ども」、みんなでひとつのことに取り組んで楽しく過ごそう!と、土佐町小中学校で長年行われている取り組みです。毎年、各学年がそれぞれ何をしようか考えて内容を決めます。
今年の土佐町小学校5年生のPTCは、「シルクスクリーン体験」!
5年生22人と保護者、先生がそれぞれ自分のTシャツをプリントしました。
コロナの現状も踏まえ、作業場の換気、マスク着用、二つの班に分け、なるべく密にならないように行いました。
「自分たちのTシャツを作ります」と説明すると、子どもたちから「いい記念になる!」という声が。思わず笑顔になります。
目の前にプリントされた絵が現れると目を丸くして驚いていた子どもたち。先生によると普段よりも「控えめな」様子とのことでしたが、その驚きは十分伝わってきました。
子どもたちがそれぞれが描いた「土佐町の絵」と、円の周囲には「できるかできないかではない。やるのかやらないのかがすべてである。」と先生のからの言葉がデザインされています。
「ぼっちり!」と満足げ。(土佐弁で「ちょうどいい!」「バッチリ!」という意味)
子どもたちはTシャツを完成させるとすぐに着替えて、友達と背中を見せ合っては外へ遊びに行きます。作業場に戻ってきた時には、もう汗びっしょりになっていました。
自分たちの身の回りには工夫次第で作れるものがあるのだと、心の片隅に覚えておいてくれたら嬉しいです!
楽しんで着てもらえますように。
土佐町小学校5年生のみなさん、保護者の皆さん、先生方、ありがとうございました!