うるうるやぁいやぁいよ~ぷいぇ~♪
うるうるやぁいやぁいよ~ぷいぇ~♪
とにもかくにも、前回つくっ(てもらっ)た鹿角USBの試作品がコレだぁ!

サイズは適当、感じは重要!

いろんな種類(のイメージ)
鹿の角にUSBを埋めこんでいく作業をちゃんと書こうと思っていたけれど、
ちゃんとしようとすればするほど、なんだか勝手に疲れてきちゃったので、
結果の写真を貼り逃げ。
鹿の角USB報告会。
つくった試作品の数々を、プロカメラマンの石川さんに見せる。

撮り慣れてるけど、撮られ慣れてない人
「いいね」「いいねっ」「いいねー」「これいい!」………エンドレス。
こんな中身がない、試作品をいじくりまわして、ただただ爆笑する報告会なんて初めてだなーなんて思いながら、
あっ、ただ遊んでるだけだった!と我にかえる。
こんなふうに鹿の角で遊んでいると、すぐに足らなくなる。

最初にもらったのは2本半
どこかに鹿の角ないやろか?ってことで、このあと【鹿の角をください】という態度を全面に押し出しながら、
しばらく生活してみることに。
後日。
さすがはプロカメラマン。
撮りたい写真のために普段からアンテナをはり慣れているのか【どこどこの◯◯さんが大量に持ってるらしい】という情報を、
さっそく掴んできた。
ぼくには【よく田んぼに落ちてるよ】っていう、なんとも言えない情報しか入ってこなかった。
あの郵便局まで、いってらっしゃい!
ぼくは基本的に暇だ。石川さんも根本的に(フットワークが軽くないとできないお仕事なので)暇だと思ってる。
ブゥーー。ブゥー。携帯のバイブがなる。
『もしもーし』
「あっ、今なにしてる?」
『暇してるよー』
「いいねー、なら今から鹿の角もらいに行ってみよう」
『オッケー!!』
暇LOVE暇
暇を持て余すことに最高の価値を感じているあたり、たぶん世間的には最低で、個人的には最高の人生だなと思う。

ダーツの旅みたいなやつ。
うるうるやぁいやぁいよ~ぷいぇ~♪
うるうるやぁいやぁいよ~ぷいぇ~♪

『第一村人発見!』とかはしゃいだのは、言うまでもない
鹿の角を大量に持っている人は【この辺りで目印は郵便局】という、だいぶフワッとした情報なので、
所ジョージのTV番組【笑ってコラえて!】に染まりまくってるぼく(ら)は第一村人に聞こうと思ったんだけど、
後ろから車が来ていることに気づきつつ(振り返って目があったからね!)それでもしばらく道のど真ん中を歩き続けるこのおじいちゃんの強者っぷりにビビって聞けなかった。
それからしばらく車を走らせると、
『あっ、これちゃう!?』となり、
『覗いてみよう!』となり、
『キャッフー♪』となった。

キャッフー♪
めっちゃあるやん!壁にめっちゃ掛かってるやん!何頭分?何頭分なん!?
とかやってるこの時、このお宅のご主人からすれば、
【かってにやってきた見知らぬ男ふたりが、テンション高げに騒いでいる】という、
非常に怪しい状態なので、さっそく挨拶をしに行くことに。
こんにちわー!と言いながら玄関を探したんだけどわからず、
ズケズケと庭先に入っていき、窓ごしに『こんにちわー!ぼくたち鹿の角で〜』とこちらの都合を一方的に話した上で
『車庫の鹿の角、見せてください!』と無粋なお願いをしたにも関わらず、
「ええで!」と案内してくださる山下さん、神かよ。

鹿の角の説明を、聞いていないようにみえて聞いている。
「この鹿は大きいてなー」
『あのー』
「こっちの角はなー」
『もしー』
「ほんでこっちの角のこの色はなー」
『いらない角があればー』
「この鹿の角なんてそりゃーもうー」
『ください!』
「ええで!」
『ありがとうございます!』
それぞれは全くバラバラなこと話しているんだけど、全体的に見たら同じ会話をしていて、
それが急にギュンっ!って繋がるときのあの感じ、なんて言ったらええねやろ。
「これやるわ!」
『(1本…)他にもあります?』
「んーこれもやるわ!」
『(2本…)もう一声!』
「ほなこれとこれと!」
(くれるペースが早くなっていく)
『もっともっとー!』

大 量 に も ら っ た 。
ぼくはただ、楽しく遊びたいだけ。
この記事を書くにあたって、余計な気を使ってしまった。
今回、鹿の角をくださったのは、本山町の汗見川に住んでらっしゃる【山下文一】さん。
【とさちょうものがたり】で本山町の方の話を書くのはどうなのか?なんてことが頭によぎって筆が進まなかった。
だけどよくよく考えてみれば、ぼくは【土佐町】ってものにこだわりなんか全然なくて、
好きなところは好きだし、嫌いなところは嫌いだし。
そうやって好きなところに住んでたらそれが土佐町だっただけの話で、
そこには【町】の違いなんてどうでもいい。
【あるひとつの視点】から見れば、たぶん【町】の違いは大きな違いなのかもしれないけれど、
そんなことはぼくには関係ないし、頼まれてもいないのにかってに気を使って、かってに自分を縛ってたらバカみたい。
ってことでこれからも、余計な気は使わないでいこうと思います!
カワちゃんが元気そうで何より!^^
最高っす!!