友達のふみちゃんが「孫が大きゅうなったけ」と着せ替え人形を譲ってくれた。
ドレスはもとより髪飾りやバッグにブーツまで着せ替えられ、色もカラフルで紙質もいい。
裏にマグネットがついていて、着替えが楽々とできるのもあるのにビックリさせられる。
子どもの頃、着せ替え人形は手描きだった。拙い絵だったけれど、下手なりに洋服を何着も描いて楽しんだ。
上級生に描いてもらったりすると、とてもうれしくて大事に大事にした。
首の部分がちぎれやすかったので厚紙を裏に貼った。誰にならったのか子どもなりに工夫していた。
雨の日は隣の寿子ちゃんの家で着せ替え人形ごっこをした。人形の家は石鹸箱やマッチ箱で花柄のお菓子の箱などを持っていたりすると、うらやましかったのを思い出す。
今では
「いらっしゃいませ 何にしましょう?」
「それじゃあ ハンバーグとジュースをください」
「わかりました 少々お待ちください」
「ポテトはいかがですか」
「まあ おいしいき 買うちょきや」
3歳と5歳の孫娘相手に紙人形をもってお買いものごっこ。
ファーストフード店の店員さんの言葉と土佐弁を達者に使う。
女はこんまい(幼い)時から違う!!