「スマホ脳」 アンデシュ・ハンセン 新潮社
おそらく、現代に生きる多くの人々が感覚的に感じているであろうスマホやタブレットへの違和感。
みんなが気になっていること。平たく言えば、「スマホってなんか良くないんじゃない?」ってこと。
この本は、そういった漠然とした違和感に論理的・科学的根拠を与えてくれます。その洞察は深く、人間の本能レベルまで一旦降りていってからの、「だからスマホは人間の脳に適していない」というわかりやすい論。
だから世界中で売れているそうです。みんな気になってるんですね。
世界中で、若い世代の精神の不調が増えている、というところから本書は始まります。
精神の不調から身を守る術は、次の3つ。
睡眠・運動・他者とのつながり
そのどれかが足りなくなったり、質が悪くなると人間の精神は不調になってくる。そして、この人間にとって必要不可欠な3つの全てにおいて、スマホが悪い影響を生み出してはいませんか?
本書の序文あたりの話だけでここまで書いちゃいました。もう少し長くなるので、この続きはまた改めて書きたいと思います。