「集まれどうぶつの森」みたいなタイトルになってしまいましたが、今回は鹿の角の話です。
以前からお伝えしています「鹿の角ガチャ」、現在は土佐町のうどん処繁じさんと高知市の高知蔦屋書店さんに設置させていただいています。
おかげさまで売れ行きも好調な今日この頃ですが、こうなってくると問題がひとつ発生。
材料(鹿の角)が足りなくなる?
そう、この「鹿の角御守り」、材料が鹿の角。ホームセンターなどで買えるものではありません。
鹿の角が安定して手に入るという状況が継続のための大きなポイントなのです。鹿の角がなくなってしまったら商品が作れません。
そういった問題の解決策をぼんやり考えていた時期に、高知新聞嶺北支局の竹内記者がこの取り組みを記事にしてくれました。
町の方々から連絡が‥
高知新聞の記事が出て数日、編集部は何本かの電話やメールを町の住民の方々からいただきました。
内容は「新聞読んだけど、鹿の角が必要だったらあるよ〜」とか「知り合いの猟師さんがたくさん持ってるはずだから頼んでおこうか?」といったもの。
この展開は編集部としては予期していたものではなく、町の方々の暖かな気持ちがじんわり伝わってくるような出来事となりました。
大豊町の方々も‥
そして同時に、一緒にお仕事をしている大豊町のファーストでも、以下のようなチラシを町内で配ったり貼りだしたりしてみたところ‥
「驚くほど大量の鹿の角がファーストに届く(笑)」という、これもまた予想外の展開となりました。
この取り組みに対して、柔らかく背中を押していただいているような感覚を覚えるのと同時に、「どんぐり」や「ファースト」という障がい者施設のメンバーさんを応援する、地域の方々の気持ちも受け取ることができました。
こうしてたくさんの方々に応援・ご協力いただきながら「鹿の角ガチャ」という取り組みは可能になっています。
そもそも町の方々の力を借りっぱなし
この取り組みのスタート以前も、町の職人さんである川田康富さんに力をお借りしています。鹿の角の加工の方法を教えてくれて、一緒に解決法を考えてくれて、工具まで貸してもらって(今もその工具で作っています)、それでこの「鹿の角御守り」を作れるようになりました。
言ってみれば、多くの住民の方々の力でできあがったこの取り組み。今回のこの記事は、これまでちゃんと説明ができていなかった裏側のそんなことをお伝えしたいということと、実際にそうして力をお借りした方々に感謝の気持ちを伝えたいことが目的です。
みなさまが力を貸していただいたおかげでこうした取り組みができています。ありがとうございます!
ありがとうございます(敬称略)
川田康富 小松エイ子 高橋通世 澤田清敏 上田義和 仁井田亮一郎 こんどうストアー 小松恵子 秋山豊市 森博利 岡崎博臣 田岡一志 山内喜栄 川村勝清