最初の1個を作る
さて、ベンチの話の続きです。
けっこう前(2019年3月頃)の話になってしまうのですが、最初のモデルとなるひとつを、町の職人さんである川田康富さんに作ってもらうお願いをしました。
康富さんは板金が本業の職人さんですが、木材もやり革もやるというオールマイティな人。
一緒に世の中の木製ベンチをああでもないこうでもないと散々見て、意見を出し合い形を決めていきました。
なんせこれが大元のひとつとなるモデル。大事です。
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作業中の康富さん
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次々に仕上がっていく部材
様々な可能性を検討した結果、土佐町ベンチは6本足となりました。
組み上がったベンチ。左下にあるのはその後押した焼印(温め中)です。
練習の跡。ひとつだけのベンチに押す焼印はなかなかな緊張感です。
*焼印を押したこの木材、もしご希望の方がいたら差し上げますので、とさちょうものがたり編集部(info@tosacho.com)までご連絡ください!
見事に(?)押せた焼印。完璧!とは言わずとも成功かなとは言えそうです。
こうして完成した土佐町ベンチ。この一個ができたことで、大工さんたちが40個製作するという次の工程に進むことができました。
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完成後、川田康富さんとご家族揃っての記念撮影。
*土佐町ベンチプロジェクト①の記事はこちらです。