外では、一番の若手、大工の筒井浩司さんがベンチの天板に線を引く作業をしていました。
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「木の色味を見て、2枚の天板の色の差があまりないように板を決めます」
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ベンチの脚と天板を固定するときの基準となる線を引く
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「これはケビキという昔からある大工道具です」と筒井さんが教えてくれました。
・道具②ケビキ
「本体のフレーム(山中さんと大石さんが作っていた部分)が天板のちょうど真ん中に来る位置を計算して線を引きます。線に合わせてフレームを置けるので、すぐに固定できます」と筒井さんは話してくれました。
ベンチの天板は2枚の板で作られているので、ベンチ40台分、計80枚全てに、黙々と線を引いていく筒井さん。細やかで丁寧な仕事に頭が下がる思いでした。
(「土佐町ベンチプロジェクト ⑤ベンチの組み立て 」へ続く)
*ベンチを作ってくれた7人の職人さんです。