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ひだるは西日本やこの地域に伝わる妖怪・憑き物。人間に空腹感をもたらすと言われています。
山の中を歩く際に、ひだるがつくと体が動かなくなるそうで、そのための対策としてお弁当の中身を全て食べ切ってしまわないで、帰り道のために少しだけ残しておくように、という教えがあったそうです。
*これは、土佐町社会福祉協議会の上田大さんが教えてくれた土佐弁です。「おじいちゃんが言ってた。ひだるが来たらいかんき、一口(お弁当を)残しておく、って」。
【副】すぐ、暫時
例:「ざんじやる」(すぐやる)
「ざんじ帰る」(すぐ帰る)
「サンジはざんじ蹴る」 (サンジはすぐに蹴る)
【形】喉がイガイガする
例:江頭はえげらがらい
【例】 雨が止んでから帰りなさい
【意味】そんなことなんともないよ、なんでもないよ
→「〜してくれてありがとう」とお礼を伝えた時、「なんちゃじゃない!」と返されるとけっこうしびれる。
例:南ちゃんなんちゃじゃない
【意味】「うんうん」(相槌)
例文:リンリンとランランがいんいん
【動】手こずる、難儀する
【例】 パズルにあずる
浅田舞が舞う
【動】物事がきちんと進む・計画したように進む
【例】舞が舞うようにちゃんとしいや〜 (物事がきちんと進むようにちゃんとしなさい)
【動】 におう
【例】
「この部屋、ぷんつくね〜」
「ぷんつく茶釜」
【動】
自分の仕事以外の事に煩わされて、自分の時間がつぶれること。
●「子どもの買い物に付き合わされて、今日は半日なぐれた」 ●「長電話が次々来て、なぐれて仕事にならざった」
ちなみに地元の知り合いの例
彼女は都会から嫁に来て、畑仕事から帰って来た義父が、今日はこじゃんとなぐれた! と言うのを聞き えーっ?殴られた?と❓が渦巻いたそうです。
とさちょうものがたり
@tosacho_monogatari