帰り際、千恵野さんは「お野菜持って帰って。」と畑からとってきたばかりのナスとネギを持たせてくれた。 ご先祖さまたちは、この地で汗をかきながら働く人たちをいつもどこかで見守ってくれているに違いない。 昔から「きれいなねえ」と見つめられてきた送り火は、きっと来年も同じようにこの地にあかりを灯すのだろう。 ページ: 1 2 3 この記事を書いた人 鳥山百合子 とさちょうものがたり編集者。2011年神奈川県から土佐町へ移り住む。土佐町の姿、この地で暮らす人たちのことを伝えられたらと思っています。 とさちょうものがたり編集者。2011年神奈川県から土佐町へ移り住む。土佐町の姿、この地で暮らす人たちのことを伝えられたらと思っています。 山の手しごと一覧へ
鳥山百合子 2018年10月7日 10:19 PM 渡部さん、時代とともに迎え火の行事も変化していくのでしょうか。地域によって色々なやり方があるのでしょうね。 多分、同じ土佐町でもその家によってそれぞれの方法があるのだと思います。 お話を伺っている時、「きれいなね、きれいなね」と言いながら、火を見つめていた人たちの姿がすぐそばに見えるような気持ちがしました。 返信
渡部仁海
迎え火の行事も土佐町は原点に近いものがありますね。
鳥山百合子
渡部さん、時代とともに迎え火の行事も変化していくのでしょうか。地域によって色々なやり方があるのでしょうね。
多分、同じ土佐町でもその家によってそれぞれの方法があるのだと思います。
お話を伺っている時、「きれいなね、きれいなね」と言いながら、火を見つめていた人たちの姿がすぐそばに見えるような気持ちがしました。