高知新聞に掲載されました!
障害者参加し ポロシャツ作り
【嶺北】土佐町の魅力を伝えるウェブマガジン「とさちょうものがたり」を発信する同町土居の映像・広告・ウェブ制作会社「風」が、障害者の社会参加や雇用創出を図ろうと取り組んでいる恒例のポロシャツ作りが16日、同社で始まった。
同社は「風のTシャツ屋さん」と銘打ち、2018年から障害者と一緒にTシャツやポロシャツなどを作り、対価を支払ってきた。嶺北地域だけでなく、香美市の支援事業所とも連携。
今年は、同町と縁があるイラストレーターの下田昌克さん=東京=が「水」をテーマにデザインした波模様が背面と胸部にプリントされる。
この日は、就労継続支援B型事業所「れいほくの里どんぐり」(田井)から2人が参加。版画制作に似た「シルクスクリーン」と呼ばれる技法で、プリント機の2種類の青色塗料をヘラで押し込み、シャツに波模様がプリントされると乾燥機を当てた。
ジャケットやパーカの製作も受け付けており、同社の石川拓也さん(50)は「夏のポロシャツだけでなく、一年を通じて安定的に仕事をお願いできるようにしていきたい」と話している。
ポロシャツは白や黒など4色あり、1枚3,410円から。Tシャツも選べる。注文、問い合わせは同社(0887-72-9260)へ。
(川嶋幹鷹)
2025年4月18日、土佐町オリジナルポロシャツ2025の制作についての記事が掲載されました。
高知新聞嶺北支局の川嶋幹鷹さんが取材に来てくださいました。
土佐町は「水で活きる」という言葉を掲げ、山の恵みである水を大切にしてきました。その「水」が2025年のオリジナルデザインです。
ライトブルーとターコイズで印刷するデザインは、とても爽やか!
取材日、土佐町の就労継続支援B型事業所のどんぐりのメンバーさんである石川寿光さんと川井希保さんが、一枚ずつ丁寧に手で印刷してくれました。
昨年はオリジナルポロシャツの制作をお休みしました。「なんで作らなかったの?」「作ってほしい。わたしゃ、毎年楽しみにしてるのに」と、町の方が声をかけてくれることが度々ありました。その声がどんなに嬉しかったか!
声をかけてくれた方に「今年は作ります!」とチラシを手渡すと、とても喜んでくださって、早速ご注文をいただきました。町の皆さんに背中を押されるように、現在どんどん制作中です。
新聞掲載後、高知市や大月町の方からもお問い合わせやご注文をいただきました。ありがたいことです。色々な場所で、「水」を背中にまとった方と出会えることがとても楽しみです!