(シルクスクリーンものがたり その1はこちら)
⬜︎新たなTシャツ
その後Tシャツも町の方から新たな発注をいただき、その都度周囲の方々の力を借りて完成させていきました。この川田ストアTシャツの制作は、なんでも作っちゃう職人さん・川田康富さんと仕上げました。
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駅伝大会での川田ストアチームTシャツ。走った後の松井ちゃん。
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マリンバ教室のチームTシャツは高校生2人が手伝ってくれました。
⬜︎イベント「シルクスクリーン x くるくる市」
略して「シルくる市」と名付けているのですがイマイチ流行りません笑
みんなで着古した服を持ってきて、シルクスクリーンで印刷して新しい服に生まれ変わらせよう!というこのイベント。とさちょうものがたりで素敵な連載を続けている「むかし暮らしの宿 笹のいえ」との共同開催。
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2018年2月24日に開催。たくさんの人が古いTシャツやパーカーやエプロンを持って来てくれました。
⬜︎土佐町パレットサイン
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2種類のパレットサイン
⬜︎どんぐり登場!
土佐町役場では役場職員を中心に、毎年オリジナルのポロシャツを作っていました。従来は都会の業者さんに頼んでいたものを、町の中での仕事にできたらええね!ということで‥。
「土佐町オリジナルポロシャツをシルクスクリーンで作ろう!」。
町の障がい者の作業にできないか?という勧めが周囲からあったこともあり、「どんぐり」に相談してみました。
どんぐりは、障がい者の就労支援事業を行なっています。17年前からパンや焼き菓子などの製造販売、最近では地域の施設などの清掃を行ってきました。
初めての打ち合わせの時、どんぐりの上田浩子さんと筒井孝善さんが話してくれました。
どんぐりの職員が日々思うことは、『働く場所はその人の居場所である』ということだ、と。
メンバーさん自身がやりがいの持てるお給料を渡したい!
そのためにも今以上の仕事を作りたい!
その思いをずっと持ち続けてきたそうです。
「とさちょうものがたり」と「どんぐり」はタッグを組むことにしました。
初めての打ち合わせ
この時、ふたりが「メンバーさんが地域に出て仕事をしていくのはとてもいいこと」と話していました。
今まで取り組んで来たことの他にも仕事があれば、メンバーさんが自分で選択して仕事をすることができる。工賃も増やすことができる。
どんぐりは仕事のできる場を探していた。とさちょうものがたりは一緒にシルクスクリーンに取り組める人を探していた。
具体的なやり方はまだまだ固定していません。試行錯誤のまっただ中。だから対等に意見して一緒に作り上げていくこと、感じたことは伝え合って共有していくこと、という前提を持ちました。クライアントや下請けという関係ではありません。
(その3に続く)