(シルクスクリーンものがたり その2はこちら)
上田浩子さん(通称ひろちゃん)が「一緒にパン作ってみる?メンバーさんの人柄やその人となりが伝わると思うから」と声をかけてくれました。どんぐりで取り組んでいるパン作りの現場を半日体験させてもらいました。
この日、クッキーの袋詰めを教えてくれた高橋さん、オーブンを担当していた石川さん、きほさんが中心になって、今、シルクスクリーン作業に取り組んでいます。
どんぐりのメンバーが来て、作業場でシルクスクリーン体験。
初めは集めた古着で何度も練習。
インクの量が多かったり、反対に少なすぎてかすれたり。
版を抑える木枠にインクが付いていないか、版をおく位置は大丈夫か(一度置いたら動かせないのです)、一つ一つの工程を確認して進めていきます。
いざ本番。
プリントがずれたり、ポロシャツにインクがついてしまったり…。
ポロシャツを再注文し、やり直したことも何度もありました。
作業の回数を重ねることで「ちょうどいいインク量」にする加減を見つけ、クオリティーがどんどん高くなっていったのです。
土佐町長、和田守也さんも作業場を見に来ました。
町長のポロシャツ完成。みんなで届けに行きました。
自分たちで作ったものを注文した人の元へ届ける。それが代金になって返ってくる。この売り上げはどんぐりの運営資金、とさちょうものがたりのシルクスクリーン運営資金になります。
長年コツコツとパンを作って来たどんぐりの皆さんと一緒にシルクスクリーンに取り組むことは、とさちょうものがたりにとって大きな喜びであり、挑戦でもあります。
とさちょうものがたりで取り組んできた「シルクスクリーン」が町の人たちの実際の生活とつながった実感があります。
土佐町役場前にある作業場に来て「なにしゆうが?」とのぞいていく人も。少しずつ周知され、ここが人の集まる場所のひとつになったらいいなと思います。(と言いつつもう少し広いところへ引っ越しを予定しています笑)
町内外から注文をいただいている「とさちょうポロシャツ2018」。
ひとつひとつの出来事を積み重ねながら、少しずつ進んで来ました。おかげさまで町内外からたくさんの発注をいただき、5月16日現在、150枚を超えました。
これからどんな展開が待っているのか?
とても楽しみです!