分類ツユクサ科ツユクサ属の一年草
分布自生地は日本を含む東アジアで、アメリカ東北部などに帰化している
概要花期は6~10月。朝露を受けて咲き始め、午後になると萎んでくる
撮影土佐町土居字大谷/2021年9月
花に注目!
青色の花弁2枚は大きく、残り1枚は白くて小さい。ツユクサは、この形がミッキーマウスに似ていると言われます。
白花のツユクサにはなかなか出合えない!
その稀なシロバナツユクサを畑の畦で見つけました。濃い青色、薄い青色に雑じって咲いていたのです。ツユクサの変種に分類されており、花色の白は遺伝的に固定しているので来年もまたその姿が見られるかも知れません。
名前の由来!
朝露を帯びながら咲く様子や、昼には萎む一日花で、朝露のように儚い様子から名付けられたと言われています。
美しい別名!
別名は、一説に185もあると言われるほど多いとか。万葉集には月草(つきくさ)で9首に登場するそうです。俳諧では蛍草(ほたるぐさ)。なんと美しい名前でしょう。因みに私の好きな作家葉室麟の時代小説のタイトルにも蛍草というのがあります。
畑の強害雑草!
繁殖力が強く、次々に花芽をつけて咲いていきます。根を除去しても地中に種を残してまた生えてくるし、除草剤が効きづらい雑草としても有名です。
古川佳代子
素敵なコーナー誕生ですね!これからどんな植物を紹介くださるのか、とても楽しみです
山中直秋
秋は花が多いですね。
次の紹介を何にするのかほぼ決めています。
どうぞお楽しみに