「女のいない男たち」 村上春樹 文藝春秋
題名にひかれ短篇集だという事もあって手に取った。世界の村上春樹といわれノーベル候補者。落選すると泪するファンもいるというほどの作家だから、とついつい読んでみる。
「ドライブマイカー」「イエスタディ」「独立器官」「シェラザード」「木野」「女のいない男たち」と6編で組まれている。
いろんな事情で女性に去られてしまった男たち、あるいは去られようとしている男たち。男と女の話であっても違う。哲学のなんたるかなど全くわかってないが、なんだか哲学的だと思ってしまう。
川村房子
この記事を書いた人
保育園に勤めて35年、子育て支援、事務を経て60歳で定年退職。
孫の保育園へのお迎えが日課で、孫の成長を楽しんでいる(自分優先もあり)。
只今無職ですが、ひろい仕事を楽しんでます。
モットーは穏やかな生活、ちょっとの向上心。
写真
とさちょうものがたり編集長。写真家。90年代アジア・アフリカ・ヨーロッパなどを旅し、その後アメリカ・ニューヨークに住む。2002年に帰国、以来東京を拠点に雑誌や広告などの撮影を手がける。2016年8月より土佐町在住。ウェブサイト:http://ishikawatakuya.com/