「福寿草がきれいに咲いちゅうき、よかったら見にいらっしゃいや」
土佐町の和田勝幸さんからお電話をいただき、伺いました。勝幸さんの庭に一歩入ると、明るく澄んだ黄色の福寿草がたくさん咲いていました。
幸せを招く花
福寿草は「幸せを招く花」と呼ばれています。江戸時代には「春を一番に伝える花」として「福告ぐ草(ふくつぐそう)」と呼ばれていたとか。呼びやすいように「告ぐ」を「寿」に変え、福寿草となったそうです。
この日はとても暖かい日で、福寿草たちはとても気持ちよさそう。写真右側に写っている小さな丸いボールのようなものが種で、これがポロリと落ち、新しい芽となるそうです。
毎年、勝幸さんは増えた株を庭のあちこちに植え替えてきました。道に面した場所や畑の片隅…。他には水仙やさくら草も咲いています。もうすっかり春を迎えた勝幸さんの庭です。
連絡をくれた和田勝幸さんと奥さまの袈裟尾さん。わざわざ「見においで」と連絡してくれたことが、とても嬉しかったです。勝幸さんから春の幸せをいただきました。
これから福寿草を見つけたら、勝幸さんのお顔を思い浮かべると思います。
勝幸さん、ありがとうございました!