「ばあば!ばあばらぁの時の部活はどんなやった?ばあばは、バレー部やったんやろ?」と、中学一年生の孫。
私:「ばあばらぁの時はねえ、バレーボール大会があるちょっと前に、先生がバレー出来そうな子を集めて、1か月ばぁ練習して試合へ行ったんで。」
孫:「ふ~ん」
私:「陸上の大会がある時も、大会の前に、先生が選手を決めて、少し練習して大会へ行ったんで。冬はスポーツの大会がないき書道をしたんで。」
孫:「アハハハ!変なの!」
そういえば、中2の夏、高知市でバレーボールの大会があった。
私はセッター。一級先輩には、後に実業団へ行ったほどの運動神経抜群のエースアタッカー。
当時は、体育館などないので、外の運動場が試合会場。
ところが、高知市の空は広い。運動場も広い。
私は、あまりの眩しさに頭が真っ白になってしまった。
うまくエースアタッカーにトスが上げられない。
当然、試合は一回戦敗退。
半世紀過ぎても、苦い想い出。
このことは、孫には内緒にした。
・・・が・・・
後日、別の孫が少し落ち込んでいる時、この話をすると、孫の右頬がニヤッとした。