私の一冊

西野内小代

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「極夜行 」 角幡唯介 文藝春秋

 

「空白の5マイル」の著者のまたまた壮絶極まりない冒険ノンフィクションです。

極夜というのは太陽が地平線の下に沈んで姿を見せない、長い、長い、漆黒の夜、そしてその漆黒の夜は緯度により3か月も4か月も、極端な場所では半年間もつづく所もあるそうです。

何故そこまでする!?と身内の気分で諭したくなります。

土佐町(特に私の住居の辺り)も夜は真っ暗になりますが、桁違いの闇の中、愛犬1匹をお供に連れて漆黒のベールを切り開いて行くのです。

これでもか、これでもか、と苦難が待ち受けています。死を覚悟して踏破して行く後ろ姿に「もう止めて!」と何度も心の中で叫びました。

西野内小代

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この記事を書いた人

  • 昭和30年生まれ 昨年(平成29年)9月末、夫と共に土佐町にUターン、日々の暮らしの中に「喜び」を見出し、心豊かに過ごす事を心がけています。(田岡三代は姉です。)
昭和30年生まれ 昨年(平成29年)9月末、夫と共に土佐町にUターン、日々の暮らしの中に「喜び」を見出し、心豊かに過ごす事を心がけています。(田岡三代は姉です。)

写真

  • 石川拓也

    とさちょうものがたり編集長。写真家。90年代アジア・アフリカ・ヨーロッパなどを旅し、その後アメリカ・ニューヨークに住む。2002年に帰国、以来東京を拠点に雑誌や広告などの撮影を手がける。2016年8月より土佐町在住。ウェブサイト:http://ishikawatakuya.com/
とさちょうものがたり編集長。写真家。90年代アジア・アフリカ・ヨーロッパなどを旅し、その後アメリカ・ニューヨークに住む。2002年に帰国、以来東京を拠点に雑誌や広告などの撮影を手がける。2016年8月より土佐町在住。ウェブサイト:http://ishikawatakuya.com/

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