「パレットサイン」という名前は勝手につけました(笑)
「パレット」というのは倉庫なんかで荷物を移動するときのあれ、ですね。
このパレットを使った、カッコよい看板をふと見つけてしまいまして。
昨冬、訪れた土佐山アカデミーでの話です。
この土佐山アカデミーというのは土佐町のお隣の土佐山村というところにありまして、「なにやら面白そうなことをしているな〜」というのは僕が高知に移住する以前から思っておりました。
とにかくいろんなことをしているという印象で、それも頭の柔らかい遊びをしているようで楽しそう。
今年の2月に初訪問する機会があり、そこで見つけてしまいました。
これ。土佐山アカデミーの看板。見ると明らかに使い古しのパレットを使って上手に作ってます。
その発想も、リサイクル材を使って自然に出る味も好き。
「あ、これいい!」とその瞬間思い、次に「マネさせてほしい!」と考えました(笑)
そこで登場。土佐山アカデミーの吉冨さん。
役職は、、ボス?
その場でいろいろ教えてもらって、そのうえ翌月にさらに詳しい作り方を教えてもらいました。
そして、こないだ5月のこと。
「一緒にパレットもらいに行きましょう!」という吉冨さんのお誘いを受け、高知市内に軽バンを走らせました。
テンション上がって、そこでの写真をうっかり撮り忘れたのですが、ちゃっかり10枚ほどの使い古しパレットをもらうことができました!
さて、これをどうしよう。
土佐山アカデミーのようにシルクスクリーンで作る方法も試したい。
それから土佐町が誇るスゴ腕職人さんたちとも一緒に遊びたい(笑)
そこで登場。和田修一さん!さめうらこむ!
この修一さん率いるさめうらこむ、自然の素材そのものを活かした木工加工を得意としています。
僕の家から歩いて3分。特に丸太をスライスして磨いてどーんという技術が大人気。
こんな記事も。
修一さんと裕未ちゃんにお願いして、「土佐町ゆるロゴ」をパレットに彫り込みます。
そこでデジタル彫刻機の出番!
パレットのサイズを測って、PC上でロゴを置いてシミュレーション。もう少し小さく、もう少し上に、と微調整のあと、ついに「彫り」が始まります。
パレットはなかなかサイズが大きいので、けっこう時間がかかります。
ゆっくりゆっくり姿を表す土佐町のロゴ。
ちょっとずつ彫られる工程がおもしろくて、ついつい見入ってしまったのですが、気づいたら1時間54分経っていました。
そしてついに完成!土佐町パレットサイン(名前は勝手につけました)。
どうですか?いいでしょ?これ、時間が経てばまた味が増して来る(と思います)。
完成したのは6月19日のこと。さっそく6月21日に開催された「佐々井秀嶺 講演会」の入り口でお披露目です。
このパレットサイン、いまは役場玄関に置いてあります。
もし必要な方は言っていただければ貸し出しします。イベントなどに使ってください。
今後もパレットサインは増やしていく予定です。
たくさん作って町中に置きたい笑
土佐町パレットサインの貸し出し
- 無料です。
- 営利非営利に関わらず、土佐町関連のイベントなどにご使用いただけます。
- 場合によってはご希望に添えない場合もございますので予めご了承ください。
- お申し込みは、当サイトの「お問い合わせ」からメールいただくか、土佐町役場総務企画課(0887-82-0480)までお電話ください。