12月22日は父・義雄の命日でした。
偶然にも私たち夫婦が作った初めてのワインの一般販売の日と被ってしまいました。
一般販売が一区切りついたところで墓前にワインを供えて父にご報告に。
お墓のある場所は60年前に父がぶどうの木を植えたかつてのぶどう園の目の前。
いわば「始まりの地」。
ふと今になって気づきます。
「始まり」と「終わり」が常に隣り合わせにあることに。
父の「終わりの日」とワインの「始まりの日」。
ぶどうの「始まりの地」と父の「終わりの地」。
全てのことは「終わり」から新たな「始まり」を生み出して「過去」から「未来」へ繋がって行く。
まるでぶどうの木の一年の周期のよう。
昔からそうやって時代は流れてきて、これからも流れて行くんだろう。
今があるのは先人がいたから。
私たちもそう遠くない未来に「終わり」が来て「始まり」を産む時が来る。
お父さん、ありがとう。
山の神さま、ぶどうを産んでくれてありがとう。
先人に感謝し、自然に感謝し、今があることに感謝、感謝。
ワイン通り
さめうら荘にも置いてくれないかな?
料理とマリアージュを楽しみたい。
鳥山百合子
そうですね!さめうら荘でも味わえたらうれしいですね。伝えてみますね。