「ミニミニマップ 世界」 監修・野村正七 昭文社
以前、ミシュランの東アフリカ地図を紹介したことがありました。
今回の「世界」は、その当時の同じ旅に、日本出発時からずっと肌身離さず持っていたものです。
ポケットに入る大きさなので、途中で重く感じることもなく、僕と共に世界を周り、今では自宅の本棚に収まっています。
世界地図なので当然ですが、町歩きなどで役立つものではなく、世界の位置関係を大掴みに理解するためのもの。
例えばインド滞在中に、この後はパキスタン方面か東アフリカ方面どっちに行こうかな?なんて考えてる最中にパラパラとめくってみたり。
例えば西アフリカを南下中に、どこまで行ったら引き返そう?モーリタニア?セネガル?とか考えながら眺めていたり、そんな見方をしていました。*実際にはガンビアまで南下した後Uターンしてモロッコまで戻りました。
現実では身体で地球の大きさを実感しながら、頭でそれが世界全体のどの位置なのかを理解する、そのためにずっと僕のボロボロの服装のポケットの中に入って一緒に旅をした地図です。