「いまを生きる言葉「森のイスキア」より」 佐藤初女 講談社
佐藤初女さんの事は、ずっと以前に東北の方で、おにぎりで人の心を癒やす人と聞いた事がありました。
ある時、食事に入った店で待ち時間に手に取ったのが、この方の本でした。それ以後、また別のを読んでみたいと思っていました。
「いまを生きる言葉「森のイスキア」より」は、心のこもった手料理と、何気ないひと言で多くの人々が生きる力をもらった。
数珠の言葉を皆様に贈るとありました。
その中で心に残った言葉は、
○ 今の世の中に足りないのは、あるがままの自分を受け入れてくれる場所
○ 「その人の今を見よう」といつも思っています
○ 朝、気持ちよく「おはようございます」と声をかけることでも、ニコニコとほほえみかけるだけでも充分に相手を喜ばせることができます
○ あまり好感が持てない方で、出会った時腹を立てることよりも、ただその苦しみとともに、生きることを選びます
他にも、たくさんのすばらしい言葉がありましたが、ここには書ききれません。言葉というものは難しいもので思うようにはいきませんが、この本を読んで一言でも心に留めおきたいと思いました。