「きんこん土佐弁あいうえお」 村岡マサヒロ 高知新聞広告局
高知県民は、みんな知っている!漫画「きんこん土佐日記」。高知新聞に毎日連載されていて、朝、新聞を開いたら真っ先に読みます。
この本は、2014年、高知新聞に掲載された「きんこん土佐弁あいうえお」を切り取って貼り付けた「帳面」です。記憶は定かでないですが、「帳面」は子どもが通う小学校を通じてもらった気がします。毎日、土佐弁4コマ漫画を切り抜いて帳面に貼る。漫画で大体わかる土佐弁の意味が、「帳面」で答え合わせができるようになっています。
なんて粋な取り組み!
ますます「きんこん土佐日記」と高知新聞が好きになりました。
神奈川県出身の私は方言らしい方言を知らずに育ち、学生時代、新潟県や長野県出身の友人がふと漏らす方言をとても羨ましく思っていました。
今、高知の人たちのネイティブ土佐弁を日々耳にしながら、その人が何を言っているのかはほぼわかるし、私も土佐弁らしきものは話している気がします。でもまだまだ修行の身。「きんこん土佐日記」のたくみ君やおじいちゃん、おばあちゃんのように自然に使いこなせるようになりたい!
その土地の言葉があることは、実にゆたかなことです。
高知に来て本当によかったと思っています。