田井にある山吉屋さんの女将、澤田三月さんです。
昭和7年生まれの90歳、お若くてお元気です。
長い年月をこの山吉屋さんのカウンターで過ごす三月さん。その目から日々変わりゆく今の世の中はどうみえているのでしょう。
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土佐町の現在の人口です。(2017年6月末時点・土佐町公式サイトによる)
注:土佐町の総人口が3,997人(2017年4月末時点)から4,001人(6月末時点)に増加したことに伴い、当プロジェクト名も「4,001プロジェクト」に変更になりました。
“4,001プロジェクト”は土佐町に住む人々を、全員もれなく、写真家の石川拓也が撮影する計画。
念のため書いておくと、「全員もれなく」…あくまで目標です。
土佐町の人口の増減によって、タイトルもたまに変わります。 (敬称略・撮れたときに不定期更新)
今回は7月23日(土)に開催されるイベントのご案内です。
土佐町のお隣、本山町にあるモンベル アウトドアヴィレッジ本山にて、「シルクスクリーン体験」の1日です!
とさちょうものがたりのシルクスクリーン事業を一緒に取り組んでいる土佐町のどんぐり、大豊町のファーストともコラボです!
「嶺北」をイメージしたイラストを配した「モンベル x 嶺北」Tシャツを、ぜひご自身やご家族の手で作ってください!
追記(7/4)
申し込みの締め切りは7月16日(土)です。参加をご希望の方は、この日までにご連絡ください。
追記(7/6)
・インクの色は白になります。濃い目のTシャツに印刷するとデザインが映えてオススメです!
・キッズTシャツの印刷ご希望の方は、110サイズ以上のサイズにしていただくと背中にデザインが確実に入ります。(100サイズ以下でも印刷できますが、デザインの外枠部分が入らない可能性があります)
実際にシルクスクリーンのやり方を教えてくれるのは、普段からとさちょうものがたりのシルクスクリーン事業の印刷を担当している障がい者就労支援施設「どんぐり」のメンバーさん。
5年以上の経験のある「熟練の職人」と言っても過言ではない彼らが印刷の工程をサポートします。もちろん売上の一部は彼らの講師代として支払われます。
このTシャツに印刷するイラストを描いたの、大豊町の障がい者就労支援施設「ファースト」の利用者さんたち。
テーマは「嶺北」。嶺北のさまざまな豊かさを表現しよう!というミッションのもとみんなで制作したイラストです。こちらも売り上げの一部が原稿料として支払われます。
ファーストでの作業風景
一生懸命たくさん描いてくれました
背中のイラストは、みんなが描いてくれた絵や文字を組み合わせて完成しています
アウトドアヴィレッジでもご予約できます。 Tel: 0887-72-9670
作ったTシャツはその場でお持ち帰りいただけます。
この機会にモンベル高機能Tシャツを嶺北バージョンでいかがですか? 遠方の方は「ここにしかない」嶺北のお土産として作るのもいいですね!
たくさんの方々のご参加をお待ちしています!
場所: モンベル アウトドアヴィレッジ本山 住所:本山町本山2133-1 Tel: 0887-72-9670
日程: 2022年7月23日(土) 10:00~14:00
定員: 20名 (最小催行人数 10名)
料金: ¥2,000 Tシャツ代は別途実費
お待たせしました!
とさちょうものがたりから土佐町オリジナルポロシャツ2022年バージョンのお知らせです。
現在製作中の土佐町の絵本「ろいろい」との連動企画です!
福寿草、コスモス、芝桜‥2022年の「土佐町オリジナルポロシャツ」は背中に大きくたくさんの花がプリントされています。
この絵は、現在製作進行中である土佐町の絵本「ろいろい」との連動企画。
絵本の内容を発表するのはまだ先のことになりそうですが、先行してポロシャツを「ろいろい」発表です!
ポロシャツのカラーは全10色、ご注文の際にはご希望の色とサイズをお知らせください。スタンダードはコットン素材ですが、ドライ素材もございますのでその際はご希望をお伝えください。
【補足1】素材について特にご要望がない場合はコットン素材になります。
【補足2】現在、ポロシャツの在庫状況が若干不安定になっております。いただいたご注文の色が状況により無い場合がございます。申し訳ありませんがご理解いただければ幸いです。
電話の場合‥ 0887-72-9260
メールの場合‥ info@tosacho.com
「団体でまとめて発注したい!」というお客様は、もしよかったら以下の発注書をお使いください。
記入が済んだ発注書は写真を撮ったうえでメールいただけるとありがたいです。(もしくは上記の電話番号にご連絡いただければ「発注書」をお渡しできます。
高知市内の方々や他県の方々にもご注文していただけます。遠方の方にも郵送で対応しています。(別途送料がかかります)
みなさまからのご注文、お待ちしています!
今年4月より発売を開始した「大豊町オリジナルポロシャツ」、おかげさまで大豊町の方や高知市内の方からたくさんのご注文をいただいています。
6月20日現在までに合計237枚のご注文をいただいており、大豊町の障がい者支援施設ファーストさんがこつこつと製作中です。
一枚ずつ手で印刷。その作業を重ねていきます
注文表に書かれたお名前の数々から、多くの方たちがファーストさんを応援してくださっていることを感じています。個人の方、商店の方、社会福祉協議会や森林組合、商工会や会社、役場のみなさん…。本当にありがとうございます。
この「大豊町オリジナルポロシャツ」は、大豊町ファーストが製作したポロシャツを、大豊町ファーストが印刷作業を行い、販売する。そしてその売上の一部が、手を動かして仕事をしたメンバーさんのお給料として還元されていく仕組みになっています。
作業中のファーストの皆さん。この日は、全員が自ら印刷した大豊町ポロシャツを着ていました!
注文してくださった土佐町の方にポロシャツを届けたところ、「大豊町に妹がいて柚子を作っている。このポロシャツを贈って応援しちゃろうと思って」と話してくれました。
また、本山町の障がい者支援施設しゃくなげ荘の皆さんからも多くのご注文をいただきました。
「入居している方や通って来ている方たちには大豊町出身者がたくさんいる。ある職員が、大豊町ポロシャツについての新聞記事を読んで、みんなに購入してあげたいと思って声をかけたんですよ」と、しゃくなげ荘の職員の方が話してくれました。
そういったお話を聞かせてもらうたび、注文表の向こうには、注文してくれた方たちのさまざまな思いがあるのだとあらためて実感します。
今後、このポロシャツを着た方を町や地域で見かけることも増えていくのかなと思うとワクワクします。
「大豊町オリジナルポロシャツ」、現在もご注文受付中です!
皆さまからのご注文をお待ちしています!
土佐町の隣の隣町、大豊町の農園「こころばたけ」さんから、ポロシャツのご注文をいただきました!
「こころばたけ」さんは、大豊町の標高600メートルの場所で有機農業を営む農家さん。中平拓海さん・紗也加さんご夫妻が、人参やトマト、今の季節ではズッキーニなど、旬を大切にした野菜を作っています。
今年の4月、紗也加さんから編集部に連絡がありました。6月の拓海さんの誕生日にポロシャツを作って渡したいとのこと。
誕生日プレゼント!これは極秘に進めなくてはなりません!
電話やメールで何度かやりとりしながら制作を進めました。印刷は、土佐町の障がい者施設どんぐり、大豊町のファーストのメンバーさんが一枚ずつプリントしてくれました。
どんぐりの石川寿光さんが胸の屋号をプリント
「こころばたけ」という屋号には、「こころとはたけを耕す」という意味が込められているそうです
紗也加さんと燈和ちゃん
5月、農家さんは繁忙期。5月末にやっと紗也加さんに手渡せました。「誕生日に間に合った!」とホッとしました!
そして後日届いた写真がこちら。
今が旬のズッキーニを収穫中の拓海さん。嬉しそうに着てくれていますね!
誕生日プレゼントにポロシャツを。プレゼントとしての注文は初めてでしたが、すごくいいなあ思います。「すごく喜んでくれました!」という紗也加さんの喜びの声が、こちらもうれしかったです。
大豊町の標高600メートルの山の上で、日々美味しい野菜を作る「こころばたけ」さん。ホームページもあります。美味しい野菜をぜひ食卓に!
「幻の山菜」「山菜の王様」
そう呼ばれる山菜があることを知っていますか?
その山菜の名は「シオデ」。
つる性のアスパラのような風貌で草むらなどに生えています。群生しないためなかなか見つからないので、幻の山菜と呼ばれています。
土佐町には、この幻の山菜「シオデ」を栽培している人がいます。その人の名は、岡林増榮さん。シオデの栽培は全国的に見てもとても珍しいんだそう。
今回、岡林さんが土佐町下瀬戸の山の中で育てたシオデを、とさちょうものがたりのネットショップで販売します。
このひと月くらいしか採れない山菜ですので、早い者勝ちの20個限定です! 確実にほしい方はお早めにどうぞ!
今から30年ほど前、野生のシオデから種を取り、苦労の末栽培に成功した岡林さん。高知市内の老舗ホテル等と取引し、毎年約20キロのシオデを出荷していました。
約3年前、とさちょうものがたり編集部は栽培の様子を取材させてもらいました。
今年の2月、久しぶりに岡林さんとお会いしました。「もうシオデの栽培はやめようかと思いゆう」と、岡林さんはつぶやきました。
2020年からのコロナ禍のためホテルの宿泊客が減少、それに伴ってシオデの取引量が激減していたとのこと。その後、ホテルの料理長が代わってメニューが変更、料理にシオデが使われなくなり、ホテルとの取引量はついにゼロになったそうです。
さらに標高800メートルにあるシオデ畑に猿が来るようになり、シオデの芽を食べてしまうように。朝昼晩、花火を上げて猿を驚かせているそうですが「どこまで効果があるかわからん。あっちも賢いきね。でもやらんよりましと思ってやっている」と岡林さん。
イノシシもやって来て、育てたシオデを根っこごと掘り返していく。
「わしも歳やし、どこまでできるか…。でも、シオデは本当にうまいんで。だから、この味を何とか届けられたらいいなあと思うんやけんど…」
岡林増榮さんと秀明さん
その話を伺ってから、何かできることはあるだろうか?と考え続けていた編集部。
今年の春、とさちょうものがたり編集部は、とさちょうものがたりネットショップでの販売を岡林さんに提案してみることにしました。
岡林さんは「自分達夫婦だけじゃ難しいけんど、息子にも聞いてみる」と言ってくださり、息子さんに相談。息子の秀明さんは「やってみたい」と快諾してくれました。
今回、とさちょうものがたりネットショップで「幻の山菜・シオデ」を販売します!
大小さまざまなシオデが250g入っています。
この売上は、ネットショップ決済手数料、送料、チルド(冷蔵)料などの経費を除き、岡林さんへ支払われます。
標高800メートルのところにあるシオデ畑
シオデ 250g 4,500円(税込・送料込み)
大小さまざまなシオデが250g入っています。(写真のシオデが250gです)
・20個限定
シオデが収穫できるのは6月半ばから約一ヶ月の間のみ。なくなり次第終了となります。お早めにどうぞ!
・注文をいただいてから1週間以内にお届けします。到着日の指定はできません。
・60サイズの箱、チルド(冷蔵)便で届きます。
①シオデのかき揚げ
「なんと言っても、これがうまいぜよ!」。岡林さんイチオシのかき揚げ。揚げたシオデは甘く、ムチッとしています。これはクセになります!塩をパラリと振りかけていただく、最高の贅沢。
シオデのかき揚げ
【材料】
・シオデ
・小麦粉
・水
・塩
・油
①シオデを食べやすい大きさに切る
②小麦粉を水で溶き、シオデをからめる
③油でからりと揚げる
②シオデの肉巻き
むちむちしたシオデの歯応えと、とろりとした甘辛味の肉の相性バッチリ!ごはんのお代わりが欲しくなること、間違いなしです。
シオデの肉巻き
【材料】
・豚バラ肉(うす切り)
・シオデ
・醤油
・みりん
・油
①シオデを食べやすい大きさに切って、さっと茹で、冷ます
②豚バラ肉にシオデを二〜三本ほど置き、端から巻く
③フライパンに油をひき、巻き終わりを下にして火が通るまで焼く。
④しょうゆとみりんを加え、照りが出るまで熱し、からめる
③シオデと卵のふんわり炒め
卵のふんわり感と、シオデのシャキッ&ムチッとした歯応えがたまりません。オリーブ油を使うと洋風に。
シオデと卵のふんわり炒め
【材料】
・卵
・シオデ
・塩
・鶏ガラスープの素
・オリーブ油
①シオデを食べやすい大きさに切り、さっと茹でる
②溶いた卵に塩と鶏ガラスープの素を少々加える
③フライパンにオリーブ油をひき、②を大きくかき混ぜながら炒め、半熟になったらボウルに取り出す
④同じフライパンでシオデをさっと炒め、③を加えて、さっと混ぜる
ビタミンCや食物繊維が豊富に含まれているシオデ。美肌効果や疲労回復、便秘解消などが期待でき、いいことづくめ。
さっと塩茹でするだけでも、もちろん美味!姿はアスパラに似ていますが、食感は全く違う!熱を加えるとさらに甘く、ムチッとする食感をぜひ味わってほしいです。
一年のうち、この季節しか味わえない幻の山菜「シオデ」。
たくさんの人に知っていただき、味わっていただけたらと思います。ご注文お待ちしています!
土佐町の障がい者支援施設どんぐりのメンバーさんが、土佐町のノベルティグッズである「木の香り袋」を作ってくださっています。
ノベルティグッズ「木の香り袋」は、土佐町の大工さんからいただいたヒノキのカンナ屑を袋につめてさまざまな場所で配布し、土佐町の山の香りを楽しんでもらおうというもの。
どんぐりの皆さんが、毎日のパン作りや畑仕事など、日々の仕事の合間に作ってくださっています。その作業代はどんぐりの皆さんのお給料になる仕組みです。
以前もこちらの記事で制作風景をご紹介しました。
「今日、作業してますよ〜」とご連絡をいただき、作業中にお邪魔しました。
フワッと香る森の香り。「いい香り〜。癒されます〜」と言いながら、作業するどんぐりの皆さん。ヒノキの香りは気持ちをリラックスさせたり、消臭、防虫効果もあるそうです。
机の上で切っているのは袋の中に入れる覚書。カンナ屑の香りの効用が書かれています。
「これから雨が多くなるので、室内でできる仕事があって助かります」
とスタッフの方が話してくれました。
完成した木の香り袋たち。
土佐町のノベルティグッズとして、無料で配布しています。
友人知人の訪問時に気軽なお土産として、ネットショップや通販などをされている事業者さんは梱包材代わりとしてご自由にお使いいただけるとうれしいです。
これからもどんどん作って、町内の各所に置いていただく予定です。
土佐町の森の香りが、少しでも多くの方に届くといいなと思っています。
うちのお店にも置いてもいいよ〜という方や、使いたいからほしいという方は、いつでもご連絡ください!
大豊町の障がい者支援施設「ファースト」のメンバーさんが描いた絵が、ポロシャツになりました!
高知新聞に掲載されてから、町の方をはじめ、多くの方からご注文いただいています。ありがとうございます!
現在、せっせと印刷中です。
『大豊町ファーストが製作したポロシャツを、大豊町ファーストが印刷作業を行い、販売。そして利用者さんのお給料として、その売上の一部が手を動かして仕事をした利用者さんに還元されていく。』
こういった仕組みになっています。
皆さまからのご注文、お待ちしています!
【嶺北】
長岡郡大豊町制50周年を記念したポロシャツがこのほど完成した。デザインや製作に携わった障害者就労支援事業 所「ファースト」(高須) の利用者は「たくさんの大豊町の人に着てもらいたい」と呼び掛けている。
土佐郡土佐町の魅力を発信するウェブサイト「とさちょうものがたり」編集部の石川拓也さん(47)が企画。同編集部は5年ほど前から、施設利用者らと同調をPRするポロシャツを製作、販売している。
今年は初めて大豊町をテーマに製作。ポロシャツ背部には利用者が描いた町特産のユズのイラスト、胸部には合併前の旧4村(東豊永、西豊永、大杉、天坪)の名前などをあしらったロゴがプリントされている。
イラストやロゴの刷り上げも利用者が行い、収入につなげている。
「ファースト」に通う小笠原照幸さん(58)は「プリント作業はほぼ初めてだったけど、イラストの白い線と生地の色合いをうまく合わせられた」と話していた。
ポロシャツは黒や緑、赤など10色で、1着2,500円(税込み)。注文はファースト(0887-72-1570)か同編集部(0887-72-9260)で受け付けている。
(谷沢丈流)
*色やサイズについては、こちらの記事をご覧ください。
先日お伝えしました「大豊町オリジナルポロシャツ」は、大豊町の障がい者支援施設であるファーストととさちょうものがたりが協働で挑戦している取り組みです。
【↓詳細は以下をご覧ください】
連休前の【販売開始】の告知に対して、順調にご注文をいただいております。ご注文いただいた方々ありがとうございました。
ある程度のご注文が溜まってきたこの時点(5月12日)で、実際の製作スタートです!
シルクスクリーン作業風景
1枚目の印刷ができました!
胸には「大豊町政50周年記念」のロゴ
背中には「ふたつの柚子」と「OTOYO CHO」の文字が印刷されています
大豊町オリジナルポロシャツ、製作も販売もスタートしたばかり。大豊町の方々、それからもちろん大豊町外の方々も、ご注文・お問い合わせをお待ちしております!
2022年4月19日。この日、土佐町老人クラブの皆さんが集まって、植木鉢に球根を植えました。
土佐町社会福祉協議会の上田大さんが「急に声をかけさせてもらったき、どのくらい来てくれるかな?」と少し心配していましたが、そんな心配は及ばず。「クロコスミア」という花の球根を植えるため、元気なお母さんたちが20人ほど集まりました。
皆で植木鉢に球根を植え、「見守り訪問ふれあい便」で植木鉢を届けるとのこと。
「見守り訪問ふれあい便」は、町内の一人暮らしの高齢者の方々等を見守る活動で、2022年4月から行われています。毎月2回、民生委員さんやボランティアの方が訪問して話をしたり、その人とのつながりを保つ大切な機会となっています。
「見守り訪問ふれあい便」で届ける植木鉢はふたつ。両方とも育ててもらって、一つはその方へ。もう一つは秋に回収し、増えた球根を掘り起こし、翌年植え直すとのこと。そしてまた、植木鉢を届ける。育てた球根が誰かの元へ、くるりくるりと循環していくイメージです。
「コロナで人と会う機会が減ってしまって。人と人を繋げるために何ができるか…、話し合ってこの活動を考えました。皆さんに育ててもらって、笑顔になってもらって、球根も増やしてもらう。来年は球根を買わないですむといいなあ、って」
上田さんは笑ってそう話してくれました。
集まったお母さんたちの元気な声が響きます。土佐町老人クラブの「花クラブ」の皆さんです。この日参加していた最高齢の方は91歳!皆さん、チームワーク、バッチリです!
植木鉢に「土佐町老人クラブ 花クラブ」と書かれたシールを貼っていきます
植木鉢に土を入れ、球根を植える。「これ、なんぼでも増えて、しょうえいで!(土佐弁で「すごくいいよ!」の意味)」
「大くん、土がなくなったで!」「はいはい!」 お母さんたちのパワー全開です
きれいに見えるように土の上に「寒水石」をのせる。賑やかなおしゃべりも楽しい
あっという間に作業は終了!
「こうやってみんなと会うのは久しぶりで、やっぱりえいね!」
「来年、また鉢植えして、花いっぱいだ!」
弾んだ楽しそうな声があちこちで聞こえてきました。人と会って話をすること、一緒に作業をすることは人を元気にするのだなとあらためて感じます。
作業時間2時間の予定が、皆さんのチームワークで30分ほどで終了。マンパワーを見せつけられました。
クロコスミアは、夏から秋にかけて黄色い花を咲かせるそう。
土佐町社会福祉協議会とお母さんたちの繋がり。小さくとも確かな繋がりが、この土地の土台を支えています。町のあちこちの庭先で、クロコスミアの花が咲く風景が見えるようでした。