4001プロジェクト

“4,001”

土佐町の現在の人口です。(2017年6月末時点・土佐町公式サイトによる)

注:土佐町の総人口が3,997人(2017年4月末時点)から4,001人(6月末時点)に増加したことに伴い、当プロジェクト名も「4,001プロジェクト」に変更になりました。

“4,001プロジェクト”は土佐町に住む人々を、全員もれなく、写真家の石川拓也が撮影する計画。

念のため書いておくと、「全員もれなく」…あくまで目標です。

土佐町の人口の増減によって、タイトルもたまに変わります。  (敬称略・撮れたときに不定期更新)

4001プロジェクト

髙橋信子・英理子 (田井 冨士見館)

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone

 

田井の旅館「冨士見館」の高橋信子さんと英理子さん。

とさちょうものがたりの企画のゲストが来町した際には毎回のようにお世話になっています。

今回この撮影を機に、冨士見館の歴史を教えていただきました。

冨士見館は大正5年(!)開業。信子さんはその4代目女将。

車のなかった昔は、行商人や馬車曳きの人々が、大川村や本川村の行き帰りに宿泊していったそうです。

その時代はお風呂屋さんも兼ね、お風呂を焚く(もちろん薪風呂でしょう)専門の人も雇っていたという面白いお話も聞かせていただきました。

「冨士見館」という名前の由来は2通りあって、

①初代女将の名前が「婦地(ふじ)」さんだったという説

②石鎚連峰の伊予富士が遠くに見える場所だった説

どのお話もその長い歴史を感じさせるものばかりで、数え切れないぐらいたくさんの人々の想いが詰まった場所なのでしょうね。

 

 

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone
4001プロジェクト

山下一弘 (田井)

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone

 

僕(石川)の自宅から徒歩15秒のところに住んでいる山下一弘さん。

ある日歩いてスエヒロに向かっている時に、お庭でなにやらしている一弘さんと出会いました。

その時は手ぶらだったのですが、すぐさま自宅に戻り(なにしろ徒歩15秒の距離なので)、カメラを持ってきて撮影させていただきました。

お庭で火を焚いて煮ていた鍋の中身は里芋だそうです。

 

 

 

 

 

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone
4001プロジェクト

高橋通世・輝さん

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone

 

とさちょうものがたりが長年に渡りお世話になっている上津川の高橋通世さん。

これまで「撮影協力」として多くの記事にお名前を記載させていただきました。

通世さんは山の人。猟に連れて行ってもらったり、ハチミツの収穫を体験させてもらったり、本当に多くのことを教えていただきました。

絵描きの下田さんが土佐町を訪れた際に、愛犬のビーグル輝さんと一緒に撮影しました。犬小屋付近に見える後ろ姿は夏さんです。

 

 

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone
4001プロジェクト

高石清賢・美和・和佳・昌悟 (上ノ土居)

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone

 

上ノ土居の高石清賢さんとご家族です。

撮影したこの日は記念日。2月23日に、上ノ土居の集会所で清賢さんの還暦のお祝いをしました。町の内外からすごい人数が集まってワイワイと盛り上がっていました。会の合間にご家族に出てきていただいて撮影した一枚です。

清賢さんがこれまで歩んできた道が垣間見えた会でもありました。

 

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone
4001プロジェクト

川村豊子・水野和佐美(南川)

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone

 

先日お伝えした「かじ蒸し」の現場での一枚。

中央に鎮座するのが楮を蒸すための「甑(こしき)」。内部では楮の束が、このときも蒸され中です。

こうして蒸している間に、すでに蒸し終わった楮を皮剥します。和紙になるのはこの皮の方で、黄色の芯の部分は燃えやすいので焚付けなどに使われます。

 

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone
4001プロジェクト

水野才一郎・石田勲(南川)

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone

 

和紙の原料になる楮(こうぞ)を蒸して皮を剥ぐ作業を「かじ蒸し」といいます。

昔ほどの量ではないそうなのですが、土佐町でもこの「かじ蒸し」を、この季節に行っている方々がいます。

それが南川地区のこの方々。南川は吉野川の源流にあたる地区で、この辺りでは昔から冬のこの時期に行う作業がこの「かじ蒸し」なのだそうです。

吉野川の源流であると同時に、和紙の工程にとっても源流といえる風景。全国的にも名を馳せる土佐和紙の生産において、最初の工程にあたる部分がこうした風景の中で行われています。

 

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone
4001プロジェクト

今西三宜 (田井)

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone

 

田井で時計店を営む今西さん。長年数多くの時計とともに時間を刻んできた跡が、お店の風貌から伺うことができます。

今西時計店の前はバス停。

町中から帰宅されるためにバスを待つ方々が、今西時計店の前でつかの間過ごします。その後ろ姿を長い間見てきたであろう今西さん。

そのバス停に、「土佐町ベンチプロジェクト」のベンチを置かせていただいたご縁が撮らせてくれた一枚です。

 

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone
4001プロジェクト

川田康富・美都子・佳宗・真靖 (上ノ土居)

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone

 

先日ご紹介した7人の職人さんにはベンチを40個製作していただいたのですが、その大元となるモデルをひとつ作ってもらったのが左端の川田康富さん。

そのモデルとして完成したひとつが、この写真でご家族が腰かけているベンチです。

2018年の夏あたりからこのベンチのプロジェクトはスタートし、康富さんがモデルを完成したのが2019年3月。

そして2019年12月に前述の7人の職人さんが40個を製作、2020年1月現在は町のあちこちに設置中という段階です。

そのベンチにご家族4人で座って撮影させていただきました。

そういえば数年前に、佳宗くんと真靖くんの兄弟には、ポストカードの撮影で稲叢山に一緒に行ってもらったこともありました。

 

2017 July

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone
4001プロジェクト

7人の職人さん

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone

池添篤 大石淳一 山中晴介 小笠原啓介 筒井浩司 澤田明久 森岡拓実(敬称略)

 

土佐町の木工職人さん・大工さん・内装屋さんの7人に集まってもらって撮影した一枚です。

この7人のチームに、とさちょうものがたりからあるものの製作を依頼させてもらいました。

それが前列の4人が座っている木製のベンチ。これを40個作っていただきました。

嶺北産の木材(杉とヒノキ)を使い、土佐町の職人さんたちが作ったこのベンチは、これから土佐町のあちこち40箇所に設置されます。詳細はまた別の記事にてご報告しますが、木の温もりが伝わる土佐町ベンチ、町内で見つけたらぜひ座ってみてくださいね。

職人さんたちの紹介というよりかはベンチの話になってしまいましたが、そのベンチ40個を作ってくれたのがこの写真の7人です。

 

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone
4001プロジェクト

山根総介

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone

 

山口出身の山根くん。

地元のスーパー末広で勤務しながら、コーヒーが好きすぎて自分で販売もしています。11月に開催した「とさちょうものがたり in 高知蔦屋書店」ではポップアップストア「山根くんのコーヒー」が好評でした。

実は山根くん、今月から船橋に居を移しコーヒーの仕事を始めます。土佐町生活の最後に一緒に仕事できたのが良い思い出になりました。

 

Share on FacebookTweet about this on TwitterEmail this to someone