3月18日〜3月30日、ハンガリーからやってきた高校生のカヌー選手たちが土佐町に滞在していました。
2017年にハンガリーから土佐町へ移住したカヌーの世界チャンピオン、ラヨシュ・ジョコシュさんと共にさめうら湖で練習を積みながら、高知県や嶺北ならではの場所へ足を運び、とても良き時間を過ごしていたようです。
その高校生たちに「土佐町のお土産として、ポロシャツとトートバックをプレゼントしたい!」と土佐町教育委員会から声がかかり、早速制作に入りました!
チームカラーがグリーンということで、緑色のポロシャツにプリントしました。2018年土佐町オリジナルポロシャツのデザイン、下田昌克さんが描いてくれた「土佐町の春の食べもの」をプリントしました。
そして、トートバックも。たくさん荷物が入る方がいいだろうと、マチ付きタイプを選びました。こちらもチームカラーに合わせてインクはグリーンで!
高校生6人とコーチへの贈りものができあがりました!
土佐町の風景やこの地で生きる人たちの姿を伝えたいと、とさちょうものがたりZINE02号も一冊ずつプレゼント。
高校生たちの練習の場であったさめうらダム湖。編集長の石川が撮影したさめうらダム湖のポストカードに、選手ひとりひとりへメッセージを書きました。
最初にある「Kedves」は、英語でいうと「Dear」。
「ハンガリーから土佐町にきてくれてありがとう! 広い広い世界の中で、あなたとご縁ができたことをとても嬉しく思っています。 またいつでも土佐町に来てくださいね。お待ちしています。」
と書いてあります。
うーん、ハンガリー語は難しい!
選手たちの食事を作ってくださっていた須崎在住の竹崎エルジェーベトさんに、ハンガリー語の文章がこれで合っているか見てもらいました。
このポロシャツとトートバックを制作したどんぐりの寿光さんときほさんを紹介し、和田守也町長から手渡されるとみなさんとても喜んでくれていました。
海を渡り遠くハンガリーで、このポロシャツやトートバックを使う人がいると思うととてもワクワクします。
受け取った選手やコーチが心から喜んでくれている姿を見ていて、シルクスクリーンを始めて本当に良かったと思ったのでした。シルクスクリーンが人と人をつなぎ、町と国をもつなぐようなものになるとは、始めた時は考えてもみませんでした。
最終日の午後、高知市へ観光へ行った選手たち。高知城で早速ポロシャツを着てくれたそうです。なんてうれしいことでしょう!涙が出てしまったくらいです(笑)。
高校生たちはハンガリーのジュニアのトップ選手たちなのだそうです。2020年東京オリンピックのハンガリーの代表選手になるかもしれませんね。楽しみです!
ハンガリーの皆さん、お食事を作ってくださった竹崎さん、またいつでも土佐町に来てくださいね!ありがとうございました!