口で描く日本画家・南正文
2022年11月5日(土)から13日(日)、土佐町郷土学習センターにて「南正文展覧会」を開催します。
南正文さんは、以前土佐町で「Monk」というラーメン屋さんを営んでいた南一人さんのお父さん。少年時代に事故で両手を失い、絶望の淵に迷いながら、口で絵筆を咥え、描くことを見つけた日本画家です。
今回の展覧会では、正文さんが描いた絵 約30点を展示、正文さんのドキュメンタリー映画「天から見れば」の上映を行います。
映画「天から見れば」には、少年時代に事故で両手を失うという絶望の中から立ち上がり、画家として活躍する南正文さんの生き方が描かれています。
2012年 ロサンゼルス ジャパンフィルムフェスティバル出品作品。2012年12月10日、ニューヨーク国連本部にて、「世界障害者デー」のイベントとして上映された作品です。
上映は期間中毎日、時間帯は
①10:30~12:00
②13:30~15:00
の2回となります。
11月5日(土)、オープニングイベントあります!
オープニングイベントは、11月5日(土)15時から。
南正文さんの奥さまである南弥生さんがお話してくださいます。南正文さんと結婚後、常に正文さんの手となり、心を身体の支えとなって、生涯を共に歩んできた弥生さん。明るく優しい、とても素敵な女性です。
笑あり、涙あり、正文さんとのさまざまなエピソードの数々を話してくれます。
ぜひ映画「天から見れば」と合わせて、楽しんでいただけたらと思います。
オリジナルTシャツ、販売します!
南正文さんが描いたスケッチで版を作り、シルクスクリーンで印刷したTシャツです。
背中は二羽のペンギン、胸に入っているのは「2020年4月」の日付。本来は、この展覧会は2年前の4月に開催予定でした。コロナ禍で延期、延期を繰り返し、今回の開催はまさに2年越し。待ちに待った展覧会なのです。
このTシャツを会場で販売します。枚数が限られているので、お早めにどうぞ!(サイズ:XS~XL)
この展覧会を開くため尽力してくださった「口と足で描く芸術家協会」の物販もあります。どうぞお楽しみに!
正文さんの描いた世界を、多くの方に感じていただけたらと思います。
皆さまのお越しを、心からお待ちしています!
南正文展覧会
会場:郷土学習センター(青木幹勇記念館)
住所:〒781-3401 高知県土佐郡土佐町土居437番地
会期:2022年11月5日(土)〜13日(日)
時間: 10:00~16:00
主催:土佐町教育委員会
協賛:口と足で描く芸術家協会
共催:知の循環型生涯学習研究会
とさちょうものがたり編集部