2019年1月25日。下田さん滞在最終日。
ガタガタ道に揺られながら目指したのは、標高1013mに位置する陣ヶ森。
深い藍色の山並み、遠く大豊町まで見渡せるこの場所からの風景を下田さんにぜひ見てほしいと思っていました。
下田さんは、しばらくの間、ひとり静かに佇んでいました。
「すごいね…」とつぶやいた下田さん。
この場所に立って、絵本の始まりのイメージも浮かんだようです。
山をおり、牛のセリを見に行きました。乳牛や年取ったあか牛、子牛が順番に係りの人に引かれてきて、値段がつけられていきます。
お昼ごはんは、土佐町の美味しいうどん屋さん「繁じ」へ。
女将さんが「サインください!」と色紙を持ってきてくれました。
下田さんは外に出て、入り口横にある「繁じ」の布の看板も色紙に描き込みました。
果たしてどんな色紙が出来上がったのかは、ぜひお店で!
5日間の滞在中にお話を聞かせてもらった方、出会った方…、みなさんお忙しい中、本当にありがとうございました。
土佐町の絵本づくり、どんなかたちになっていくでしょうか。
私たちにもまだはっきりとしたものは見えないのですが、手探りでひとつひとつ、これからかたちにしていくことがとても楽しみです。