「下田昌克さんが土佐町にやって来た!2021-①」の続きです。
少しずつ近づく完成
「土佐町の絵本(仮)」を作ろう!というこの企画、まだまだ考えないといけないこと・決めなければいけないことが山積みですが、机の上に広げた15枚の下絵を見るだけで、完成に一歩づつ近づいていることを実感します。
しつこいですがもう一度おさらいします。「土佐町の絵本(仮)」は文字通り土佐町の絵本を作ろう!という企画ですが、その目標は‥
① 10年20年と長く読み継がれる絵本。
② 子どもも大人も楽しめるような内容でありながら、深く大事なものを伝えるような絵本。
③ 土佐町の方々が「これは自分たちのことだ」と心から感じられる絵本。
です。特に③を実現するためには、土佐町育ちの方々の目線や感覚がとても大事!今回、構想を練る作業は、すなわち土佐町育ちの方々にいろいろ意見やアイデアをいただく時間となりました。
「こういうページを作ってほしい」「このページにこういうものを描いてほしい」といった話し合いが繰り返されました。
その話し合いの中で、「もう一度高峯神社は見ておいた方がいいな」ということになり、急遽現地へ。
今回は具体的に絵本の中に描くという前提で、長い山道を歩きながら「この位置に手洗石があって」とか「ここに鳥居がある」などと確認しながらの往復となりました。
話し合いは続く‥
下田さんが帰ったあとの土佐町では、更なる話し合いが続いています。「あの人を登場させたらどう?」とか「この写真を送って描いてもらおう」などといった話し合いです。
完成まではこういった話し合いを繰り返し、細部を可能な限り詰めていく作業が続きます。
完成まではまだまだ時間はかかりますが、皆さま引き続き楽しみにしていてくださいね!