「ままごと」 日本玩具博物館 文溪堂
5歳の娘は毎日ままごとをしています。 かつて少女だった頃の私もこよなく愛したままごと遊びだったのに、悲しいかな今はままごとの相手役になるのは心から楽しめず非常に疲れるようになってしまいました。トホホ
ままごと遊びの起源は紀元前数千年の大昔からあると知りまずはおったまげました。 きっとままごと遊びはすでに人間のDNAに刻まれてるレベルでしょう。日本だけではなく世界各国のままごと遊びの道具もたくさん紹介されており、100年前の日本のままごと道具には“おくどさん”(土のかまど)もあったりして、時代や国によってちがう面白さをほうほうと眺められる一冊です。
一「ままごと」を漢字で書くと「飯事」。この漢字が示すとおり、本来、ご飯を作るまねごとをさしています。けれども、わたしたちがままごとというとき、人形遊びやお客さんごっこなどをふくめた遊びをイメージします。実際、調理や食事のまねから出発して、家庭生活をまねた様々な遊びへと広げる中で、わたしたちは暮らしについて学び、だれかのために何かをする喜びを体験するのです。、、、はっ!そんなに奥深い遊びであったとは。死んだ目をしながら楽しめないなんてままごとの文句言ってられません。今宵も娘とLet’sままごとであります◎