9月。空と風が突如として秋モードになる日がありますね。
夏のジリジリと焼けるような暑さから、ふっと肩の力が抜けるような日。
そんなある日に、溜井のとある田んぼにお邪魔して撮影しました。折しも稲は色づきはじめ刈り入れ時を迎えつつあるタイミング。
この時期の田んぼは日本人のDNAをくすぐるような何かがありますね。
相川の棚田の写真を撮影した際にも感じたことですが、この風景を作り出しているのは地元の農家さんたち。
「風景を作る」ことを目的として稲作をしている方はあまりいないと思いますが、毎年お米を作ることが結果的にこの風景を作ることにもなっている。頭が下がる思いです。
貫禄の片鱗が見える後ろ姿は川村光太郎くんです。